【結婚式の挙式のかたち・種類】ふたりにぴったりな挙式のかたちを選ぼう!
結婚式 挙式編
「結婚式」は、「挙式」を指していたり「披露宴」を指していたり。
またはその両方のことを合わせて表現していることもあります。
挙式だけをしたい、披露宴だけをしたい、どちらもしたい。
皆さまそれぞれご希望が異なるため、ウェディングプランナーは「挙式」と「披露宴」を明確にします。
「挙式」は神社やお寺、教会、式場などで夫婦となる誓いをたてる儀式のことです。
今回は「挙式」についてお話ししたいと思います♪
挙式のかたちにはいくつかパターンがある
神社、ホテルや式場の神殿で執り行う「神前式」
菩提寺のお寺で執り行う「仏前式」
街の教会、ホテルや式場のチャペルで執り行う「キリスト教式」
古くは自宅で行われ、ホテルや式場のチャペルなどで執り行う「人前式」
他にも宗派によって、さまざまな挙式のかたちがあります。
私がウェディングプランナーとして勤め始めた2000年ごろは神前式やキリスト教式が主流で、人前式についてお話ししても選択される方は少数でした。
現在は人前式への参列経験が増えたからか、人前式の割合がかなり多くなっていますね。
「人前式」と書いて「じんぜんしき」もしくは「ひとまえしき」と読みます。
神前式と「じんぜんしき」の聞き間違いを防ぐために、式場見学のご案内の時は「ひとまえしき」と両方の読み方を使っていました
それぞれの挙式の特徴
それぞれの挙式の特徴について・・・
神前式
両家の縁が結ばれたことを神前に報告する式
仏前式
檀家となっている菩提寺でご先祖様に報告する式
キリスト教式
神様の前で誓いを立て参列の皆様に祝福していただく式
人前式
参列の皆様を証人として結婚の誓いをたてる宗教色のない自由な式
祖父母さまの結婚式は自宅にお招きする結婚式も多かったのではないでしょうか。
自宅で行なっていた結婚式も人前式の一種です。
私はクリスチャンではありませんがキリスト教式を選択しました!
私は自身の結婚式の際、クリスチャンではありませんがキリスト教式を選択しました。
理由は…
本人同士でもなく、参列者にでもなく、神(第三者)に誓い、私たちにとって特別な儀式として意識したかったため、です。
披露宴をする式場のチャペルで挙式を行えば手配の面倒もありませんしおまかせする安心感もありますが、街の教会で結婚式をすることにしました。
参列者の移動もありますが、そこは甘えて…
街の教会を選んだ理由は、
立派なパイプオルガンより、外国人牧師の見た目より、聖歌隊の豪華なゴスペルより、牧師先生のお話しを聞きたかったから。 です。
結婚式当日以前に2度、牧師先生とのお話しの機会をいただきました。
結婚するという意味、夫婦としてのふたりの在り方など、お互いを大切にするためのお話しを聞くことができ、結婚式当日も気持ちを新ためる、大切な時間になりました。
決しておしゃれでもなく荘厳でもなく、どちらかというと質素だったかもしれませんが…。
そういえば…
結婚式をしたいというカップルは珍しかったようで、初めて教会へお願いに伺ったとき、先生が戸惑っていた記憶が 笑
列席の皆様へ誓いたいという理由から人前式が人気
最近人気の人前式。
式場のチャペルやお庭、披露宴会場で開宴前に式を行うこともあります。
宗教色がなく、式次第もとても自由です。
誓約の言葉も決まりがありません。
ふたりで、どういう誓いをするか考えて決められます。
誓約の結びとして、植樹やタイムカプセル、水合わせの儀を色砂で行ったり。
結婚証明書も証書型が多くありますが、最近は透明感のあるアクリルフレームや、黒板、布、木版、ウェディングツリーやドロップスなど、たくさんの種類がありますね。
海外の結婚式を見ても、いわゆる人前式が多いように見受けられます。
日本人よりも信仰深いからでしょうか。
お互いに信仰が違うと、信仰していない宗教の式にのっとることが難しいのかもしれませんね。
日本でも大正天皇のご成婚を機に神前式が広まるまで、先ほども少しお話しした自宅婚、今で言う人前式が多かったと思われます。
結婚式において大切なことは演出ではなくて、結婚して新たな生活を始めるスタートを報告することだと思います。
いつか遠くないうちに、式場ブームから或るべき結婚式に還るときがくるのではないかと密かに思っています…(^ ^)
神前式、仏前式は家族・親族の結びつきを強く感じられる
最近ではご友人など来賓の方も挙式に参列できるようになってきた神前式。
もともとは親族のみで執り行う結婚式です。
私が現役のプランナーだった頃はまだまだその始まりで、神社との打ち合わせの時に参列のご希望をお伝えしてもスムーズには進まないくらいでした。
仏前式はご先祖様に結婚の報告をする結婚式です。
神前式も仏前式も「家」と「家」を結ぶ結婚式。
現在では、お見合い結婚はとても少なくなり、出会ったふたりがお付き合いから結婚へと発展することが多くなりました。
そのため、ふたりも「私たちの結婚」という気持ちが強く、結婚式準備をふたりで進めようと努力する方も多い。
結婚して思うのですが、結婚した後が重要なんです。
実際、両親や親戚との良好な関係は本当にたいせつです。
関係性を築くスタートが結婚式。
嫁ぐ側としてはとっても大切な日!
親戚同士の結びつきを重視した神前式・仏前式。
古めかしいようですが、とても素敵な挙式のかたちです。
つまり、たいせつにしたいものは人それぞれ
ふたりにぴったりな結婚式ってどんなかたちですか?
皆に見守ってもらう、ふたりのはじまりの日。
ふたりにぴったりの選択をしたいですね♪
今回は挙式についてお話ししました。
披露宴についてはまた次回。
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Thank you.
wedding designer
なかむら なぎさ
関連情報
ウェディングデザイナーが届けるオーダーメイドのペーパーアイテム | 歌の音
”ふたりのウェディングをデザインする”
をコンセプトに
結婚式・披露宴に必須な招待状や席次表
席札、メニュー表など
" あたたかさ "が伝わる
周りの皆も幸せにする
こだわりのアイテムを
オーダーメイドで作っています。
培った10年の
ウェディングプランナーの経験を活かし、
神戸を拠点に
迷える花嫁にとって頼りになる
ウェディングデザイナーとしても活動中。
結婚式のセカンドオピニオン、
トータルデザインもご提案しています。
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