今回は、最近よく見る招待状の「料金別納郵便」についてピックアップしてお話しします。

 

 

結婚式の招待状を準備中のおふたりに、ぜひ読んで欲しい情報！

 

 

結婚式の招待状に「料金別納郵便」を使う新郎新婦さまがどんどん増えてきているようで、心配しています。。

 

 

結婚式の招待状には「料金別納郵便」を使用してはいけないその理由を詳しく＆実際に「料金別納郵便」を使用したいと思っていた花嫁さまからご相談を受けた際のお話しもふまえ解説します。

 

 

おしゃれにできる見た目よりも、守って欲しいたいせつなことがいくつもありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

 

料金別納郵便とは

 

 

まずは「料金別納郵便」とは何か、また結婚式の招待状で使う夫婦が増えた理由を取り上げます。

 

 

 

料金別納郵便とは

 

 

料金別納郵便とは、招待状などの郵便の支払い方法を1枚ずつの切手ではなくまとめて現金等で支払う方法です。

 

 

差し出ししたい封筒に専用の料金別納郵便マークを印字します。

 

 

 

 

 

 

料金別納郵便を使う新郎新婦が増えた理由

 

 

結婚式の招待状に「料金別納郵便」を使う新郎新婦さまが増えてきたことには、洋風の結婚式が増えたから、洋風の招待状デザインが増えたから、という理由が挙げられます。

 

 

結婚式と言えば和装！だった時代から変化があり、最近ではドレスでの結婚式が増え、英文飾りが入る招待状デザインが増え、郵便局が用意する慶事用切手のデザインが招待状の雰囲気に合わなくなっていきました。

 

 

 

 

そこで、「和風な慶事用切手を使用せず、招待状に合わせたおしゃれな切手で招待状を発送できないか」と考えた方が、柄が少なくオリジナルデザインを作っても構わない「料金別納郵便」を使用されたようです。

 

 

それが、同じように和風デザインの慶事切手が招待状に合わないと考えていた方の目に留まりどんどん広がっていき、今では印刷会社が招待状印刷に取り入れたりデザイナーさんによる「料金別納郵便」シールが販売されていたり、目にする機会が増えていきました。

 

 

 

 

 

結婚式に料金別納郵便を使ってはいけない

 

 

しかし、多くの方が「おしゃれ！」と料金別納郵便を使用していますが、結婚式の招待状には料金別納郵便を使用してはいけないのです。

 

 

その理由を詳しくお伝えします。

 

 

 

 

理由は「別」の漢字が入っているから

 

 

料金別納郵便を結婚式で使用してはいけない理由は、「別れる」の漢字が入っているからです。

 

 

「別れる」の漢字が入っている料金別納郵便は、結婚式に使用してはいけません。

 

 

「別れる」はその字のまま、離別に使用されている漢字です。

 

 

こういった結婚式に使用してはならない言葉を「忌み言葉」と言います。

 

 

貴重な出逢いがあり結ばれたふたり、新郎新婦とゲストとゲストを結び繋がりを深める結婚式に相応しい漢字ではありません。

 

 

ネット検索で「結婚式　忌み言葉」と検索するとたくさん意味言葉が出てきますが、それらのサイトは特にゲストが祝辞などを頼まれた時、新郎新婦のために忌み言葉を避けたメッセージを考えてくださる場合の参考にされています。

 

 

忌み言葉は日常の話し言葉で使用することが多い単語も多く完璧に避けるのはかなり難易度が高く、「結婚式　忌み言葉　気にしない」という検索キーワードが情報探しのおすすめキーワードに挙がるほどです。

 

 

つまり、忌み言葉はゲストが新郎新婦の幸せを願い注意して避けてくださるものです。

 

 

結婚を祝福してもらう日のための招待状に於いて、新郎新婦自ら使う言葉ではないことがわかると思います。

 

 

気にする or 気にしない の問題ではありません。

 

 

料金別納郵便は、ゲストに対し「新郎新婦自ら忌み言葉を使う失礼」となってしまいます。

 

 

料金別納郵便のほかに、料金後納郵便というものもありますが、結婚式は「後ろ」も作らない慣習です。

 

 

 

 

 

招待状をおしゃれに仕上げたい気持ちとのジレンマ

 

 

そうは言っても頑張って用意したおしゃれな招待状に和風の切手が合わない、料金別納郵便を使いたいと悩む気持ちはとても理解できます。

 

 

せっかく可愛くデザインした招待状なのに、この和風の切手が合わない…というその気持ち。

 

 

その気持ちが少しでも軽くなるよう、実際にご相談があったときにお話しする慶事用切手を使用するメリットをご紹介しますね。(^ ^)

 

 

 

 

 

慶事用切手を使うメリット

 

 

和風で今ある招待状の洋風デザインに合わない慶事用切手。

 

 

できれば使いたくないと思ってしまう気持ちはよく理解できるのですが、慶事用切手を使うことをオススメする理由があります。

 

 

 

 

一生に一度「結婚式にしか使わない」

 

 

慶事用切手は、結婚式のために作られた切手です。

 

 

結婚式の招待状や結婚報告など結婚式関連にしか使用することはありません。

 

 

招待状デザインには合いにくいかもしれませんが、この機を逃すとその先使用することはないでしょう。

 

 

つまり、慶事用切手を使えるチャンスは一生に一度だけ！

 

 

この貴重な機会を逃すともったいないです。

 

 

 

 

 

安心感

 

 

そしてもうひとつのメリットは、なんといっても安心感。

 

 

「料金別納郵便を使ってはいけない」ことを知りながら、「おしゃれさのために使用するかどうか」を悩んでいることが解消されます。

 

 

常識を守る安心感。

 

 

新郎新婦自ら忌み言葉を使ってまで、料金別納郵便を選択しますか？

 

 

 

 

 

100%のご夫婦が料金別納郵便の使用をやめます

 

 

料金別納郵便を結婚式の招待状で使ってはならないことをご存知でない方がほとんどです。

 

 

プランナーさんですら知らない場合もあります。

 

 

様々なホームページの記事で「結婚式の招待状はおしゃれに送れる料金別納郵便が人気でおすすめ！」と取り上げていて、間違った情報があふれています。。

 

 

料金別納郵便についてご相談があった場合、こうしたお話をすると招待状をオーダーしてくださる方皆様、料金別納郵便を使用するのをやめます。

 

 

招待状は、結婚式準備のスタート、ゲストにとっての初めのお知らせ、「結婚式の顔」とも言えます。

 

 

結婚式の一番初めのステップで、わざわざ不安なことをなさらなくてもよいのに…と思っています…

 

 

それでもやっぱり料金別納郵便の方がおしゃれだし…（ ;  ; ）と悩むその気持ちもほんとわかるのですが、招待状を発送してから後悔しないで欲しい。

 

 

そのために、郵便切手での発送だからこそできる、可愛い「ご当地風景印」をご紹介します！

 

 

 

 

 

慶事用切手にプラス！特別な演出

 

 

洋風デザインの招待状に和風な慶事用切手が合わない問題。

 

 

料金別納郵便は使ってはならないので、その代わりに。

 

 

郵便切手でないとできない特別な消印があるのでご紹介します♪

 

 

 

 

結婚式の招待状にご当地風景印を！

 

 

限られた郵便局にしか置いていない、ご当地風景印は絶対的にオススメ！！！

 

 

風景印が押されたお手紙を受け取った経験はありますか？

 

 

 

 

招待状の消印にご当地風景印を押してもらうことで、結婚式の招待状がさらに魅力的になります！！

 

 

あなたの住まいの近くにも、きっとご当地風景印はありますよ♪

 

 

ご当地風景印を探してみよう！

 

 

参考記事：【ご当地風景印って知ってる？】実際に体験してきました！招待状が届いた時の特別感にわくわく♪

 

 

 

 

結婚式に料金別納郵便は使わないで

 

 

今回は結婚式の招待状には料金別納郵便がふさわしくないことについて、詳しく解説しました。

 

 

招待状に貼る切手デザインについての悩みの参考になったでしょうか。

 

 

仕上げた招待状を大安吉日を選んで発送するのに、慶事切手ではなく料金別納郵便を使っている…

 

 

とてもちぐはぐに感じ間違った情報ばかりであることを憂いています。。

 

 

料金別納郵便シールの販売元が、本当は結婚式で使ってはならないことを知った上で、かつそれを新郎新婦さまへ伝えた上で販売されていることを願います…

 

 

慶事用切手も洋風の慶事用切手が販売されたり、オリジナル切手が94円も作れたり、選択の幅が広がると良いですね！！(^ ^)

 

 

タイミングよければ特別な記念切手が販売されていることもあるので要チェックです！！

 

 

話は逸れますが、招待状の洋風デザインばかり増えて可愛い和風デザインの招待状に出会いにくくなっている現象もあるよう。

 

 

せっかくの結婚式なので、新郎新婦らしいデザインを実現できるのがベスト…

 

 

ペーパーアイテムはオーダーメイドデザインの制作も承れますので、好きなデザインが見つからなくてお困りの場合はぜひ一度ご相談ください。

 

 

_

 

 

ご相談はこちらから

 

 

ペーパーアイテムはこちら

 

 

セカンドオピニオンはこちら