【結婚式のアイテムにまとまり感を出したい!】アイテムのイメージを上手に組み合わせる方法・コツ
準備している結婚式のアイテムにまとまりがあるか不安になりませんか?
結婚式準備で用意していく、さまざまな種類のアイテム。
衣装、装花、テーブルクロス、ナフキン、お皿、ケーキ、ウェルカムボード…
色合わせやアイテム合わせの完成形は、結婚式当日に全てのアイテムが揃うまで想像しにくいものです。
アイテムのほかにも会場そのものに複数の色味が混在していることもあるので、選びたい色や質感とすべてのアイテムがリンクできているのか不安になるかもしれません。
今回はそんなときの参考になるようなブログを書いていきたいと思います♪
アイテムのイメージを揃えるコツ
アイテムのイメージを合わせるには、いくつかのコツがあります。
衣装とブーケは揃えるイメージからはずす
まず…
アイテムのイメージを揃えるにあたって【衣装】と【ブーケ・ブートニア】は除外してみませんか。
【衣装】と【ブーケ・ブートニア】は、新郎新婦そのものです。
新郎新婦はむしろ、目立ってOK、目立った方が良い 。
お色直しの衣装にペーパーアイテムを合わせるのがよい、装花を合わせるのがよい、と考えがちですが、新郎新婦が目立たず同化してしまいます。
新郎新婦の【衣装】と【ブーケ・ブートニア】は、全体の結婚式のイメージから独立して完成させるように想像しましょう。
【衣装】【ブーケ・ブートニア】に関しても、アクセサリーや靴、ブーケ・ブートニアの仕上げリボンなど、ひとつずつこだわれると素敵ですね。
リングピローは式場、チャペルに合わせる
挙式に使うもの、【リングピロー】の雰囲気は、 挙式を行う場所に合わせる と素敵です。
木製や石積みのチャペルなら布や木、枝や葉っぱ、石など、自然のものからできたリングピローを用意されるのが良いと思います。
挙式後に行うことになる【フラワーシャワー】なども、式場から繋がるイメージで用意すると良いですね。
ウェルカムボードは飾る場所に合わせる
【ウェルカムボード】は会場により挙式を行うチャペル・式場の前に飾ることがあります。
【ウェルカムボード】を会場の建物の前、披露宴会場前や受付のそばに置くイメージのみでデザインを作っていると、当日に完成形の想像とのギャップが起こることがありそうです。
当日の飾り方を確認して、 披露宴会場や披露宴の雰囲気に合わせる のか、式場・披露宴会場にも馴染むように合わせるのか を決めると、当日のイメージとのギャップは起きにくいと思います。
披露宴会場の雰囲気に合わせる = ウェルカムスペース、受付スペースに合わせる ということになりますね。
ウェルカムスペース、受付飾りは質感・色味が重要
【ウェルカムスペース】【受付まわりのディスプレイ】は、並べるアイテムの質感、色味を揃える と素敵になります。
ウェルカムスペースは好きなものを飾ってOKなスペースなので、色味を統一するのは難しそうですよね。
あれこれ飾りたくなりますが、グッと我慢することも必要かもしれません。
キャラクターもの、個性が強いものは1つ、多くても2つ。
前撮りや旅行など、撮影日が同じで服が同じであったり色味がまとまっていたりする写真はカラーで。
複数の色味がミックスされそうなときはモノクロやセピア加工して色味を合わせる。
写真がモノクロのときは喪の雰囲気にならないように、フレーム色の工夫が必要です。
また、暗い色味が多い時は、フラワーブーケやキャンドルなどの差し色を考えておくのも素敵です。
飾る場所が壁面の前なのかテーブルなどで独立した位置なのかも確認しておけるとよいですね。
出来上がった世界観のディスプレイ か、触ってOKなディスプレイ なのかも悩みどころです。
【ウェルカムスペース】【受付まわりのディスプレイ】は、用意したアイテムが手元にあることも多いので、当日を迎えるまでにシミュレーション的に並べてみることができそうです。
ウェルカムスペース、受付飾りで飾りきれなかった好きなものを分散する
ウェルカムスペースや受付まわりのディスプレイで飾りきれなかった好きなもの、飾りたいものは、ゲストの導線に合わせてディスプレイスペースを追加していく方法もあります!
廊下、待合いのテーブル、お手洗いなど、ゲストが使用するスペースを想像して、飾れる場所を追加 していきましょう♪
そういったスペースであれば、できあがったディスプレイも良いですが、触れるディスプレイも楽しめそうです。
手作りの思い出アルバムにゲストにメッセージを書いてもらうのも楽しそう!
テーブル装花とメインテーブル装花は合わせる
ゲストの【テーブル装花】と新郎新婦の【メインテーブル装花】は 色味やイメージを合わせるのが基本 です。
【テーブル装花】と【メインテーブル装花】の色味を合わせることで、披露宴会場全体が ふたり色♡ に染まります♪
そのとき、ブーケ・ブートニアとお色直し衣装はイメージする材料に含めなくてOK。
【ブーケ】と【装花】は反対色でも良い ほどです。
【テーブルクロス】【ナフキン】も会場の雰囲気作りの一部ですので、【会場装花】に合わせます。
盲点なことが多いようですが、【お皿(ショープレート)】【カトラリーの色】もとても重要 なので、装花やテーブルクロスを決める前に必ず確認してください。
会場全体の色とペーパーアイテムの合わせ方は2パターンある
【会場装花】と【席札】【メニュー表】や【プロフィールブック】の色味や雰囲気の合わせ方は2パターンあります。
① 装花は関係なく、地味色や優しめの馴染み色で(合わせやすい!)
② 装花の特徴的なポイントカラーに合わせる(個性と世界観!)
①の場合の仕上がりイメージは … ペーパーアイテムに強い色を使わないようにするので会場装花が際立ち、ペーパーアイテムにより抜け感が出ます。
②の場合の仕上がりイメージは … ペーパーアイテムにも色が入ることによりポイントカラーの印象が強くなり、個性と世界観のある雰囲気が出来上がります。
思いっきり色味を強く出していくか、全体的に馴染ませていくか…
仕上げたい完成形に合わせて選択することが重要です。
ペーパーアイテムの雰囲気を決める時に重要なのは…
ペーパーアイテムの雰囲気を決める時に重要なのは、結婚式の雰囲気、お花やテーブルクロスを含めた会場全体の雰囲気、それにプラスして、【ナフキン】【お皿(ショープレート)】と【カトラリーの色】です。
当日アイテムをオーダーメイドでお受けする時には必ず、お皿の色とナフキンの色をおたずねしています。
【お皿】【ナフキン】の上に置く メニュー表、席札、プロフィールブックなので、装花やクロスより【お皿】【ナフキン】の色合わせが近い存在になってきます。
余談ですが、Instagramなどの花嫁さんのリアルレポートを見ていて感じたことがあります。
ブライダルフェアのテーブルセットではなくて、結婚式当日のテーブルセットを確認していますか?
結婚式当日はブライダルフェアの時にはないアイテムがテーブル上にある場合があります。
「おしぼり」や「バター皿」など…
こだわってテーブルに置くアイテムを作ったけれど、実際に置いてみたら物が多くてごちゃごちゃしていた…とならないように、完成形を確認しておくのも素敵に仕上げるポイントです。
席次表はゲストの手に渡る場所の雰囲気に合わせる
【席次表】はペーパーアイテムくくりで【席札】【メニュー表】などと同じイメージに合わせると決めがちですが、参考にして欲しいことがあります。
【席次表】をゲストへお渡しするタイミングが 受付時 なのか、披露宴会場の席に置く のかを確認、相談してください。
受付時にゲストにお渡しするのであれば、受付まわりの雰囲気に合わせた方が素敵かもしれません。
受付テーブルに直置きで並べるのか、バスケット等に入れておくのか、など置き方や飾り方を想像することも必要になってきます。
プチギフトのラッピングはペーパーアイテムに合わせる
披露宴後のお見送りギフトとなる【プチギフト】のラッピングは、披露宴時に使用したペーパーアイテムに雰囲気を合わせると良いと思います。(^ ^)
アイテムのイメージを揃えるコツ:親への贈呈品は喜んでもらえるもの+
披露宴の結びに親御様へのお礼のメッセージから記念品の贈呈を行うことが多いです。
【贈呈品】は 親御様が喜んでくださるもの が大前提。
ずっとたいせつにしてくださるものを贈るのが良いと思います。
花束・ブートニアも大きな花束をもらう機会は少なく、また見栄えもよいので素敵ですね。
お伝えしておく点がひとつだけ。
お礼の品の贈呈後、御両家が揃って結びの挨拶に進む時、一列に並びます。
そのとき、花束・ブートニアのみですとお母様は花束を持っていますが、お父様は手に何も持っていません。
謝辞の時にマイクを持つので片手があいているとご挨拶はしやすいですが、もし余裕があれば 親御様ひとりひとつのプレゼント をご用意されるのもおすすめです。
私は、お色直しは振袖でしたので父に紅葉する盆栽を、母に手書きのメッセージと子どもの頃の写真を添えた感謝状を贈りました。
贈呈品は、私たちが贈呈前に手に持っていることもイメージして選びました。
私たち夫婦は 【贈呈品のイメージを衣装に合わせた】 ことになります。
必ずしもではありませんが、ひとつのアイテムを決める時にそのシーンを思い浮かべて決めるのも良い方法です。
話がそれますが、プランナーさんが提案してくれた贈呈の仕方が珍しかったのでおすすめしておきます!
一般的に花束贈呈の方法は、いっせーので自分の親に渡す(ストレート)か、相手の親に渡すか(クロス)の2択です。
プランナーさんが提案してくださったのは、それぞれ自分の親のみに手渡すのではなくて、主人の両親へふたり揃って渡し、私の両親にふたり揃って渡す2段階。
プランナーさんは「ダブル」と呼んでいました。
ふたり揃って渡す方法は新郎新婦と親御様とお互いにとってとても良いのでオススメです!!
ちなみに両手いっぱいの大きさの贈呈品であれば、両家の謝辞の時にはスタッフの方が一時的に預かってくださいますので安心してください*
招待状は何にも合わせなくてOK
結びに【招待状】について。
【招待状】は、結婚式にご招待するためにゲストに宛ててお送りする案内状です。
結婚式当日に迷わないように、間違わないように招待状を持参するゲストもいらっしゃると思いますが、基本的に当日アイテムとは並びません。
もちろん結婚式そのものの雰囲気が招待状デザインとリンクしていると素敵ですが、招待状のデザイン選びの段階で招待状を当日の雰囲気と合致させるのは難しいのではないかと思います。
結婚式に向けての一番初めの打ち合わせが結婚式のイメージづくりと招待状の準備で、招待状を出してから披露宴の進行やフラワーコーディネートなどを決め始めます。
結婚式そのものの雰囲気は、顔ぶれが決まって進行が決まってから想像できてくることも多く、招待状を合わせられなかった…と感じてしまうこともあるかもしれません。
もし絶対に全体的な雰囲気を合わせていきたいなら、事前チェックをしっかり行って、全てのアイテムにおいてブレない気持ちを強く持つこと。
ウェディングプランナーだった私も全体を決めていくにあたってかなり悩みました。
初めの段階からイメージを確定させることは、初めての結婚式準備ですからよほどイベント慣れしていなければ難しいことだと思います…
結婚式当日のイメージに合わせることに重きを置くなら【招待状】は ごくシンプルで何にも馴染むデザイン を。
色味や雰囲気の夢や理想もあると思いますので、 好きな雰囲気を追求する のも良いと思います。
結婚式当日を迎えて、【招待状】が結婚式そのものとイメージが少し違うものだったとしても、ゲストの手元に届いた時に 新郎新婦らしさ を感じられることができていれば成功です!
最近では、招待状を額装して結婚式当日に飾ってくださることもありました。
とても難しいのに、当日の雰囲気をイメージして選んでくださったのだなぁと思うととても嬉しいです!
ふたりの顔となるウェルカムボードに招待状を飾ってくださったこともありました。
びっくり&嬉しかったです…!♡
ペーパーアイテムを手作りではなくオーダーするのであれば、招待状から当日アイテムまで同じデザイナーさんにお願いするのがオススメ!
作る人が同じだと、違うアイテムでもやはり自然に共通点が生まれます。
招待状から当日アイテムまでオーダーくださる場合は、好みも雰囲気も掴めていて理想を叶えやすい利点もありますので是非ご検討ください。(^ ^)
ちなみに… 歌の音がオーダーメイドアイテムの雰囲気を決めるときのイメージ材料は…
ほかにも選択する演出によって変わってくる披露宴、結婚式の雰囲気もあるので、その点もお話ししようかと思いましたが…
ゲストの顔ぶれやふたりのキャラクター、作りたい雰囲気が必ずしも組み合わせによるものではないかもしれないので考え直すことにしました。(^ ^)
ちなみに…
オンラインショップに掲載しているアイテムから選択してのオーダーであればベースが決まっているのであまり悩みませんが、「私の好みに合わせてオーダーメイドで作って欲しい」とリクエストいただいたときはかなり考えを巡らせます。
オーダーメイド制作の際、結婚式の雰囲気、お花やテーブルクロスを含めた会場全体の雰囲気、それにプラスして、ナフキン、お皿(ショープレート)、とカトラリーの色をおたずねすると前述しました。
私は、好きな結婚式やインテリアなどの雰囲気 からアイテムの レイアウトや使用する文字体 を提案します。
そして、装花、テーブルクロス、ナフキン、お皿、カトラリー から 色合わせ を提案しています。
ペーパーアイテムを手作りする方のイメージづくりの方法にも、参考になりますと幸いです。(^ ^)
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お悩みごと、気軽にご相談ください*
関連情報
ウェディングデザイナーが届けるオーダーメイドのペーパーアイテム | 歌の音
”ふたりのウェディングをデザインする”
をコンセプトに
結婚式・披露宴に必須な招待状や席次表
席札、メニュー表など
" あたたかさ "が伝わる
周りの皆も幸せにする
こだわりのアイテムを
オーダーメイドで作っています。
培った10年の
ウェディングプランナーの経験を活かし、
神戸を拠点に
迷える花嫁にとって頼りになる
ウェディングデザイナーとしても活動中。
結婚式のセカンドオピニオン、
トータルデザインもご提案しています。
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