【席次表はもう必要ない?】最近話題のシーティングチャート・エスコートカードのリアル
必須アイテムだった「席次表」が必須ではなくなってきている?
結婚式、披露宴に於いて必須アイテムだった席次表。
最近ではシーティングチャート、エスコートカードが登場して、席次表を用意するカップルが減っている?
今回は席次表とシーティングチャートの比較、エスコートカードの使い方、席次表は不要なアイテムになったのか、解説していきたいと思います!
結婚式のペーパーアイテム、席次表とは?
「席次表」とは、披露宴に列席しているゲストの紹介を兼ねた配席一覧・会場見取り図で、ゲストの氏名、新郎新婦との関係(肩書き)を記載したブックレットです。
以前は席次表は必須アイテムで、席次表無しの御披露宴は無いと言っても過言ではありませんでした。
では、なぜ席次表は必須アイテムだったのでしょうか?
結婚式に席次表が必要な理由とは?
披露宴の際、席次表が必須だった理由は、お仕事関係の来賓、友人、親戚、家族、場合によっては親御様のご関係の方も列席するような、大きな規模のご結婚式が多かったからです。
複数の関係性のゲストが同じ会場に集まることにおいて、お互いの関係性(肩書き)を知らずには挨拶もしにくいですよね。
披露宴に列席して、テーブルごとの新郎新婦との肩書きを確認された経験がある方も多いと思います。
「席次表」は、披露宴会場入場の際にご自身の席の場所を確認する用途以外にも、披露宴に会するゲストのご紹介を兼ねています。
披露宴中にゲストひとりひとりを紹介するのは非現実的なため、御席次をもって、ゲストの紹介とします。
席次でゲストの関係性を記載する必要があるのか?
そもそも、席次にゲストの肩書きを記載する必要があるのかどうか。
披露宴の顔ぶれによっては「友人」なのか「親戚」なのか「家族」なのか、席次を見ればおおよそわかる場合もあると思います。
ただ、新郎の友人なのか、新婦の友人なのか、新郎の親戚なのか、叔父叔母なのか、従兄弟なのか。
ゲスト目線で考えると苗字だけの情報では自信を持って関係性を判断できません。
例えば、ご家族は披露宴中にゲストをまわり、ご挨拶しますよね。
ご親戚席、ご友人席にご挨拶に行ったときにも、関係性がわからない場合は探り探り声をかけることになると思います。
そう言うと家族だけ関係性がわかるようにしておけば良いように感じますが、ご来賓にとっても同様です。
また、自分(ゲスト)の紹介のない結婚式を良く感じないのではないのではないか、ゲストにとっての受け取り方についても心配に思います。
結婚式でゲストと一体になった時間を過ごしたい、密な繋がりを築きたい、とお考えの新郎新婦さまには、席次表はぜひご用意いただきたいアイテムです。
最近取り入れる花嫁が増えている、シーティングチャート&エスコートカードのリアル
最近では、席次表に代わり「シーティングチャート」「エスコートカード」が注目されています。
受付で「エスコートカード」を受け取り、会場入り口に置かれた「シーティングチャート」でお名前を探して着席するご案内方法です。
席次表を人数分用意するよりも1つのボードへのお名前一覧の記載の方が費用面での節約にもなります。
ゲストの席があるテーブルサインを記した「エスコートカード」と「シーティングチャート」があれば、オペレーション的には事足ります。
ただ、「シーティングチャート」には肩書きの記載はなく、シンプルに名前のみが並びます。
前述したように、ゲストを席次を利用して紹介するかどうか がキーポイントになりそうです。
親戚のみの披露宴は、これから先ずっとお付き合いしていく関係なのでお互いの肩書きを知れる「席次表」がある方が良いと思います。
来賓、友人、親戚がミックスされた披露宴も、肩書き付きの「席次表」があった方がベター。
友人のみのウェディングパーティーなら「シーティングチャート」の選択の方がスマートで効率的、かつ席次表として予算をかけなくて良いかもしれません。
「エスコートカード」と「席次表」の組み合わせもオススメ
「エスコートカード」にはテーブル名が記載されています。
「シーティングチャート」はテーブル名と名前が並んでいるシンプルなサインです。
ウェルカムスペースを飾る可愛いディスプレイにもなりそう!
一昔前は「もぎり」という、芳名とテーブル名(松などの時代です)のカードが受付にあり、芳名帳に署名したときに「もぎり」の芳名側を受付係が、テーブル名側を列席者が受け取って披露宴会場に入室したものです。
「もぎり」が流行らなくなり、受付で渡す「席次表」と会場内の「テーブルナンバー」の組み合わせが主流になりました。
ただ、受付で受け取るのは席次表のみなので、会場入場前に席次表の中から自分の名前を探すのはそれなりに時間がかかります。
その点に配慮すると、受付で受け取ったテーブル名がわかる「エスコートカード」とゲストの肩書きがわかる「席次表」の組み合わせはとても親切でおすすめ!
受付でお名前入りの「エスコートカード」を渡す場合、受付係の方が多数の中からひとりのエスコートカードを探すのはとても大変です。
受付係の方も、お名前を探す間にゲストを待たせてしまう焦りを感じてしまいそうです。
エスコートカードはウェルカムスペースにディスプレイして飾っても素敵。
お名前入りのエスコートカードであれば、素敵にディスプレイした中からゲストご自身で手に取っていただくのもおすすめです。
席次表の中から名前を探すのはブックとのにらめっこですが、ディスプレイしているエスコートカードからご自身の名前を探すのは個々のアクションを伴うので披露宴までの待ち時間の楽しみのひとつとなりそうです。
見つけるまでの時間が心配な方は、ゲストネームのアルファベット順に並べる工夫も良いですね!
席次表が必要かどうかはふたり次第、パーティーのイメージ次第
「席次表」の要・不要について、「シーティングチャート」「エスコートカード」のより良い選択の仕方についてお話ししました!
「席次表」があった方が良いケース。
「シーティングチャート」の方が良いケース。
いろんな情報を集めて、おふたりで話し合って決めていってくださいね。
新郎新婦さまの中には、ゲストの人数差があって肩書きを記載したくない。
肩書きを記載するのは古くさい。
いろんな理由があって席次表を用意しない方が良いのでは、と悩んでおられる方もいると思います。
ゲストの人数差については、列席する側のゲストはそんなに気にしていないものです。
これまでもこれから先もずっと続いていきたい関係の方にお祝いに来ていただくのが結婚式です。
最近はそういった人数の集め方は減ってきていると思いますが、両家の人数は合わせなくて大丈夫。
メインテーブルからゲストの席を眺めるご自身をイメージして、結婚を心から祝福してくださる方をご招待してくださいね。
“あなた” が見たい景色を楽しみに…
ちょっとお話がそれましたが…
今回のコラムが「席次表」か「シーティングチャート」か、選択の参考になりましたら幸いです。
一般的な席次表よりもっと可愛く!を目指した、チャートスタイルの席次表のご提案もしています。
ぜひこちらのブログもご覧ください*
【2024年の新提案!おしゃれな席次表レイアウト】新しくてかわいい!おしゃれ花嫁さんにおすすめのNEWスタンダード!
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ウェディングデザイナーが届けるオーダーメイドのペーパーアイテム | 歌の音
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結婚式・披露宴に必須な招待状や席次表
席札、メニュー表など
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