結婚式には特殊な決まりがたくさんあります。

 

 

日々の暮らしでは経験しない事柄が多いうえに、ゲストへ失礼のないようにひとつひとつのことに気を配らなければなりません。

 

 

今回は難しい決まりの一つでもある、敬称「様」をつける方つけない方の見分け方について解説します！

 

 

ウェディングプランナーさんでもたまに間違えていることがある家族の敬称の付け方。

 

 

しっかり確認して準備に備えましょう♪

 

 

 

 

招待状に「様」をつけるつけない

 

 

まずはゲストへのファーストコンタクトとなる招待状について。

 

 

招待状の封筒の宛名に「様」をつけるかどうかをお答えします。

 

 

答えは…全員「様」を付けます！

 

 

手渡しする方も、ご両親・家族宛も全員です！

 

 

小学生以下のお子様は「くん」「ちゃん」でOKです。

 

 

参考記事：【招待状は両親の分も用意して！】ゲスト宛とは異なるマナーが必要です

 

 

 

 

 

席札に「様」をつけるつけない

 

 

続いて、結婚式当日のアイテム、席札の場合はどうでしょう？

 

 

 

 

 

席札も全員に敬称「様」を付けます！

 

 

招待状の宛名と同様、小学生以下のお子様は「くん」「ちゃん」でOKです。

 

 

 

 

 

席次表に「様」をつけるつけない

 

 

続いて席次表の敬称「様」はというと…

 

 

 

 

新郎新婦の父親、母親、未婚の兄弟姉妹、後継となる兄弟姉妹とその子どもの甥姪、新郎新婦の子どもは席次表では敬称「様」を付けません。

 

 

席次表で敬称を付けるか付けないか親御様と相談が必要なのは、同居の祖父母です。

 

 

「家の者」として結婚式にゲストを招待する立場であれば、敬称「様」は付けません。

 

 

 

 

 

エスコートカードに「様」をつけるつけない

 

 

エスコートカードに「様」をつけるかどうかはどうでしょう？

 

 

 

 

エスコートカードには、敬称「様」を全員に付けます！

 

 

両親、家族である未婚の兄弟姉妹も全員「様」ありです。

 

 

 

 

シーティングチャートに「様」をつけるつけない

 

 

では、シーティングチャートに「様」をつけるかどうか…

 

 

 

 

シーティングチャートは席次表と同様、新郎新婦の父親、母親、未婚の兄弟姉妹、後継となる兄弟姉妹とその子どもの甥姪、新郎新婦の子どもは席次表では敬称「様」を付けません。

 

 

 

 

「様」をつけるつけないの簡単な見わけ方！

 

 

それぞれのアイテムの「様」をつけるつけないをピックアップしました。

 

 

難しく感じたでしょうか？

 

 

実は、敬称「様」をつけるつけない、には、一貫性があります。

 

 

簡単な見わけ方を伝授しますね！！

 

 

 

① 席次表とシーティングチャートに於いてわかるように、ゲスト全員が一覧として目にするアイテムは敬称「様」ありとなしが混在する

 

両親や兄弟姉妹、後継となる家の者は、新郎新婦と同じく結婚式に招く側なので敬称「様」を付けません。

 

 

 

 

② 招待状、席札、エスコートカードに於いてわかるように、本人しか見ないアイテムには敬称「様」を付ける

 

招待状、席札、エスコートカードなどは、ご両親など家の者であっても、ご本人に宛てたアイテムは「様」ありです！

 

ゲストが一覧として目にするアイテムでないものは、敬称「様」を付けます。

 

「様」を付けないと、ただの呼び捨てになってしまいます。

 

印刷会社の席札で「新郎 父」など席札名が肩書きの場合がありますが、新郎お父様なども「フルネーム＋様」で手配してくださいね！！

 

 

 

 

 

「様」をつけるつけないか迷った場合

 

 

席次表の祖父母の敬称「様」のように、「様」ありかなしかを迷う場合があります。

 

 

例えば、父方の祖母が同居で、母方の祖母は別居の場合。

 

 

上記の場合、セオリーとしては、同居の祖父母は「様」なしで、別居の祖父母は「様」ありです。

 

 

特にご両親、家族のテーブルと同じ席の同居の祖父母の場合は、「様」なしが望ましいです。

 

 

同じ祖父母でも「様」ありかなしか、異なってしまいます。

 

 

でも、同居の祖父母ともご健在の場合は「様」ありでも良いかも。

 

 

祖父か祖母かどちらかのみご健在の場合でも、同居の祖父母がご両親と異なるテーブルの場合は「様」ありでも良いかもしれません。

 

 

このような場合はどう考えて決めると良いのでしょうか？

 

 

答えは…！

 

 

そのご本人、祖父母様がどう感じるか を想像することです。

 

 

これは祖父母様だけに限らず、席次表の肩書きの紹介などにも当てはまります。

 

 

新郎新婦からその方をほかのゲストに紹介する手段ですので、どう紹介したいか、そう紹介されてその方が心地よく感じるかどうか、が判断材料になります。

 

 

 

 

「様」をつけるつけないか、迷ったら相談してね！

 

 

今回は、結婚式で迷うことの一つである、敬称「様」をつけるかつけないかの見わけ方について解説しました！

 

 

それぞれのアイテムでのつけるつけないの例、ゲストの立場に立って考えること…！

 

 

いま準備中のおふたりの参考になりますように。(^ ^)

 

 

結婚式は相手があってのことばかり。

 

 

結婚式の一般的な決まりだけにとらわれず、何事もゲストのことを一番に考えて判断するように心がけてくださいね！！！

 

 

_

 

お悩みごと、気軽にご相談ください*

 

 

ご相談はこちらから

 

 

ペーパーアイテムはこちら

 

 

セカンドオピニオンはこちら