【SDGsとペーパーアイテム】ペーパーレスが支持される時代のペーパーアイテム作り
持続可能な世界を実現するためにできること
私たち、子どもたち、その子どもたちがこの美しい地球を守り、私ができることを考えていきたい。
日々消費するものをたいせつに、食物を残さず美味しくいただき、電気や水を無駄なく使う。
私は、私が日々できることを微力ながら実行しています。
SDGsとペーパーアイテム
ただ、私が仕事としているのは【結婚式のペーパーアイテム制作】
ペーパーレスが求められ、web中心の世界である今、紙媒体のペーパーアイテムの必要性については常に自問する事柄です。
ペーパーレスを、紙の無駄、木の伐採をなくすことを主軸に考えると、私の作っている紙を使ったペーパーアイテムは完全に逆行していて。
ずっと、これからの私の考え方を整理したいと思っていました。
歌の音の始まりのお話
私がペーパーアイテムの制作を計画し始めたのは2017年のこと。
ウェディングプランナーだった私は母となり、3歳になった長女が幼稚園に入園した時期でした。
もともと勤務していたウェディングの会場へのパートタイムでの復帰を目指して保育園に応募しましたが、保育園には入れず…
保育時間が短いながらも良い幼稚園にご縁があり、職場復帰しました。
ただ、実際に復帰すると、時短で働いていては、週末お休みをとっていては、ウェディングプランナーとしての仕事はほとんどありませんでした。
新しいスタッフを育てるにも週末の現場には出向けず、リアルタイムのアドバイスができないことに悔しい思いをしました。
数年勤め、このままでは日々同じことを、また実にならないことを繰り返していくままではないかと怖くなり、ずっと制作してみたかったペーパーアイテムをひとつ、作ってみました。
それが、今の私の始まりです。
きっかけは突然、そして名前が生まれる
ひとつ招待状をデザインしてみて、実際に紙に印刷して組み立ててみて、わくわくした気持ちをよく覚えています。
ひとつだけだけど、ハンドメイド販売サイトに登録してみよう!
思い立って登録したものの…
ショップの名前がなかなか思いつきませんでした。
ショップの名前は思いつかないけれど、もうひとつ、もうひとつ、と同じデザインラインでアイテムを増やし…
そして、きっかけの日のこと。
ゴールデンウィークに主人の実家に帰省している中、次女が高熱を出し、いとこたちと遊びたい長女を祖父母にお願いしておうちで留守番をしていた時。
思いがけず時間ができて、ベッドで眠る次女の横で携帯電話を見ながらハンドメイド販売サイトの編集をしていました。
名前をつけるなら、私はどんな名前が好きなのだろう。
と考え始め、そばにあった前月のカレンダーの裏に思いつく名前を並べていきました。
そして出会ったのが【歌の音】です。
ふんふん♪と歌うような、その楽しそうな歌声が聴こえるような、そんなアイテムを作っていきたいなぁと、ざっくりとしたひらめき。
私のペーパーアイテム作りのモットー
そのころから今まで、変わらないことがあります。
ペーパーアイテムを作るのは、売れたいとか稼ぎたいとか、手に職をつけたいのではなくて、私の幸せと誰かの幸せを繋ぎたいから。
ペーパーアイテムから感じるぬくもりや、優しさ。
喜びをともに喜ぶこの気持ちを伝えたいから。
ウェディングプランナーとして第一線で活躍することは今は難しいけれど、ペーパーアイテムという方法で、新しい一歩を踏み出す、結婚式を行う決断をした夫婦の準備のお手伝いをしたいから。
ただおしゃれなだけのペーパーアイテムではなくて、その先に感じる何かを、表現したいと常に思っています。
ペーパーレスにできない私のSDGs
資源をたいせつに、紙の無駄使いをしない。
そのためにはペーパーアイテムをなくすことが一番直結した方法だと思います。
ただ、結婚式に於いては、そのもとには結婚式を作る新郎新婦、その先には結婚式に迎えられるゲストがいます。
webで便利なこと、紙で便利なこと、webで伝わるビジュアル、紙で伝わるほっこり感。
どちらが優であるとも、どちらが劣であるとも言い難い。
ペーパーアイテムは、結婚式の中でひとりひとつ用意される、数少ないアイテムのひとつです。
ゲストと新郎新婦をつなぐアイテムでもあります。
ただの招待状、ただの席札、ただのメニューカード、ただの席次表にならないように、めいっぱいの心を込めて。
文字ひとつ、配置にひとつ、組み合わせも色合いもカットも封入も。
ひとつひとつの動作をたいせつにして、お祝いの気持ちを詰め込んで作る。
新郎新婦にとって、ゲストにとって、出来上がったアイテムがずっとたいせつにとっておきたい【宝物】になるように。
悩んだ結果、それが、私にとっての 持続可能な豊かな未来のためにできるSDGs です。
細々としたサステナブルな取り組みではありますが、使う紙を無駄にせず、インクカートリッジのリサイクルや、再資源となり生まれ変わった用紙の使用、安全でありながらシンプルな梱包など、当たり前のことを当たり前に、これからも変わらず続けていきます。
ペーパーアイテムでゲストの祝福の気持ちと新郎新婦の幸せを繋ぎたい。
ずっとずっと忘れずに、【宝物】を作り続けていきます。
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関連情報
ウェディングデザイナーが届けるオーダーメイドのペーパーアイテム | 歌の音
”ふたりのウェディングをデザインする”
をコンセプトに
結婚式・披露宴に必須な招待状や席次表
席札、メニュー表など
" あたたかさ "が伝わる
周りの皆も幸せにする
こだわりのアイテムを
オーダーメイドで作っています。
培った10年の
ウェディングプランナーの経験を活かし、
神戸を拠点に
迷える花嫁にとって頼りになる
ウェディングデザイナーとしても活動中。
結婚式のセカンドオピニオン、
トータルデザインもご提案しています。
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