【メインテーブルはなくていい!】ゲストと近い距離で楽しさ全開の結婚式を実現しよう!
近年、結婚式の形式が多様化する中で、新郎新婦やゲストがよりリラックスして楽しめる披露宴を望む方が増えています。
目を閉じて結婚式当日の一番楽しみなことをイメージしてみてください。
どのようなイメージが浮かんできましたか。
挙式の時、ふたりで結婚を誓った瞬間でしょうか。
友人と語らい、楽しそうに笑っている姿でしょうか。
今回は、メインテーブルをなくしゲストと新郎新婦の動きが生まれる自由な交流を取り入れた結婚式の作り方についてご紹介します。
特別な一日を実現するために、メインテーブルを作らない結婚式という選択肢。
メインテーブルをなくすことで得られるメリットや心配事について、フレキシブルな会場レイアウトや新郎新婦の自由な移動を可能にする具体的な方法をピックアップ。
一般的な結婚式に比べて自由度の高い個性的な結婚式となるため、ゲストへの事前案内や当日の運営に関する実践的なアドバイス、準備段階から当日までのスムーズな進行のためのポイントも解説します。
よくある結婚式だけが結婚式じゃない!
新郎新婦が飾りものにならない、より楽しめる魅力的な結婚式の実現方法を一緒に考えていきましょう!
メインテーブルを作らない結婚式の魅力
一般的な結婚式には形式的な要素が多く、堅苦しい印象がありませんか。
特にメインテーブル(高砂)はその象徴で、新郎新婦がひな壇にあがることで特別な存在と感じさせます。
披露宴に出席した時、新郎新婦のそばに行きたいけれど声をかけるタイミングに悩みませんか?
なかなかそのタイミングが来ない時、一番初めにメインテーブルへ行くのには勇気が必要です。
そして、メインテーブル周りで入れ替わり立ち替わり写真撮影タイムになることもしばしば。
それにより新郎新婦はたくさんの方と交流できたと感じるかもしれませんが、勇気を出してゲストの一番前面となるメインテーブルまで来れるのはゲスト全員ではありません。
今回深掘りする「メインテーブルなしの結婚式」というアプローチは、自由な空間で新郎新婦とゲストがよりフレンドリーな時間を過ごすことができる点でもとてもおすすめです。
ゲストとの距離を縮めるスタイル
メインテーブルをなくすことで、ゲストとの距離感が近くなります。
会場の大きなスペースをとるメインテーブルがなくなり、動きも取りやすくなります。
新郎新婦の決まった席を設けないことで、ゲストが新郎新婦に近寄りやすくなり、ふたりも自由に動きやすくなるのも良い点です。
新郎新婦との交流が豊かに
披露宴の乾杯後、各テーブルへふたり揃ってご挨拶まわりをして、すべてのテーブルにご挨拶ができたら自由行動にするのはいかがでしょうか。
新郎新婦が自由に動いていると、ゲストも声をかけやすくなります。
披露宴中、必ずしも新郎新婦揃って行動しないとならないわけではありません。
ご招待するゲストは何名おられますか?
ゲスト1人と1分話したら、何分かかるでしょう?
結婚式の時間はとても貴重です。
余興やゲーム、演出などを多数盛り込まずに、ゆっくりと過ごす時間を作ることをおすすめします。
一般的な結婚式との違い
一般的な結婚式との違いとして、最大の特徴は新郎新婦が常に動き回ることができる点です。
一般的な結婚式ではメインテーブルが中心となり、またゲストが新郎新婦と話すために列を作ることが多いです。
それに比べてメインテーブルをなくした結婚式では、新郎新婦が自由に動き回りゲスト一人ひとりに時間を作ることができるので、より親密な交流ができます。
さらに、座席の配置もフレキシブルにアレンジできるため、全体的にリラックスした雰囲気が作りやすくなります。
メインテーブルなしのメリット
メインテーブルを設けないことで得られる最大のメリットは、新郎新婦の自由度が高まる点です。
従来のメインテーブルでは、新郎新婦はほとんどの時間を固定された席で過ごさなければなりません。
メインテーブルがない場合、自由に会場内を移動し、ゲストと直接コミュニケーションを取ることができます。
また、メインテーブルがないことで、全体のレイアウトに柔軟性が生まれ、テーマによった装飾や座席配置をよりクリエイティブに計画することが可能になります。
メインテーブルなしの場合の心配事
メインテーブルをなしにした場合の心配事のひとつめは、新郎新婦だって座りたい時間があること、ある程度ご挨拶や会話ができてから、ほっとできる場所が欲しいこと。
そういうときのためには、フォトブースを用意しておくのがおすすめです。
会場の1箇所に思い出写真のアルバム、趣味のグッズなど、少しの飾りとともにソファや椅子を並べ、休憩場所を用意しておくと良いと思います。
もうひとつは食事のこと。
会場により新郎新婦分もフルコースを披露宴中にサービスされてしまう場合、ファーストプレートのみサーブされ、あとは披露宴後にサーブされる場合など様々です。
新郎新婦分のお食事の提供方法についても事前に相談しておきましょう。
メインテーブルなしの席次配置
メインテーブルを設けずに新郎新婦もゲストも自由に動ける空間を作ることで、より親密な雰囲気を作り出すことができます。
会場全体を一つの大きな交歓の場とするためのレイアウトもポイント。
続いて、会場レイアウトの工夫や会話を促す進行についてご紹介していきます。
テーブルコーディネートのアイデア
フレキシブルな座席配置は、ゲストが自由に座ったり立ち上がったりできるようにすることで、リラックスした雰囲気を作り上げます。
メインテーブルがあるとメインテーブルを一番前に配置しますが、メインテーブルがない場合は会場全体を埋めるようにセッティングすることもできてきます。
よくある披露宴のようにテーブルを整列させずランダムに配置したりテーブルで囲み真ん中のスペースを開けておいたり。
緊張しすぎない会場作りはゲスト同士の交流がより盛んになり、新郎新婦もテーブルを訪れることで多くのゲストと直接コミュニケーションを取る機会が増えていきます。
新郎新婦の席をゲストテーブルに設ける
ゲストが掛ける1テーブルごとに新郎新婦の席を置くのも素敵なアイデア。
テーブルごとの時間は限りがありますがあらかじめ計画して、それぞれの席に腰を下ろし、ゆっくりとした気持ちで会話を楽しむことができます。
すべてのテーブルをまわったあとも、各テーブルに椅子があれば自由にテーブルを訪問することができそうです。
各テーブルに椅子を2席でなく1席も良いかもしれません。
新郎新婦2人とも座るのではなくて1人分の席でどちらかが順番で立っているのも写真写りも含め、素敵なように感じます。(^ ^)
進行に合わせて提供される料理一皿ずつ、新郎新婦がテーブル移動してゲストと一緒に食事をするのも楽しいですね!
会話と動きを促すビュッフェスタイル
ゲスト同士や新郎新婦の自由な動きや会話を促すために、ビュッフェスタイルの料理もおすすめです。
ビュッフェスタイルの食事ではゲストが自由にフードを取りに行くため、自然と席を立ち新しい対話が生まれやすくなります。
スナックやドリンクステーションを設けたり時間の進行に合わせて料理のラインナップを変化させたり、目にも楽しい食事となります。
着席コース料理はきちんとしていて素敵ですが、堅苦しくもあります。
じっと座って観覧している結婚式から、皆が自由に動く結婚式にシフトしてみませんか。
各席で提供を待つコース料理に比べビュッフェ料理はじっと座っていなくてもよいため、いつでも手軽にリフレッシュできます。
ビュッフェスタイルだとゲストが召し上がる量に差が出ることがありますので、スタッフからの取り分けやサービスフォローもしっかり行なってもらいましょう!
これらの工夫によって、ゲスト同士がより親密にリラックスして過ごすことができる結婚式となり、新郎新婦も多くのゲストと交流を深めることができます。
メインテーブルをなくし形式にとらわれない自由な結婚式を実現するための会場レイアウトの工夫が、ゲストや新郎新婦にとってより記憶にのこる一日を作り上げる助けとなります。
ゲストとのコミュニケーション
最近の結婚式では、新郎新婦とゲストとのコミュニケーションがますます重視されています。
一般的な結婚式では新郎新婦がメインテーブルに座っている時間が長く、ゲストと直接交流する機会が限られていました。
しかし、メインテーブルを設けない結婚式では、新郎新婦がより柔軟に動くことができ、ゲストとのコミュニケーションが自然と促されます。
続いて、新郎新婦の移動の自由度とゲストとの交流を深める具体的な方法について詳しく見ていきます。
新郎新婦の移動の自由度
メインテーブルがない結婚式では、新郎新婦が会場内を自由に移動できるため、ゲストとの対話の機会が飛躍的に増えます。
一般的な結婚式では新郎新婦がメインテーブルから動くことは少なく、その結果、ゲストと短時間でしか交流できませんでした。
一方、メインテーブルなしのスタイルでは、新郎新婦はゲストが集まるさまざまなテーブルを回り、それぞれのテーブルで短い時間ながらも充実した交流を楽しむことができます。
同僚のテーブルでは普段の仕事のようすなどの話に花を咲かせ、家族のテーブルでは思い出のエピソードを共有するなど、新郎新婦が自分たちのペースでゲスト一人一人と向き合う時間を作り出せます。
そして会話が増えれば増えるほど、ゲストへ「おもてなしの気持ち」を伝えることができます。
きっとふたりの結婚式への満足度が大幅にアップして、嬉しい思い出を持ち帰っていただけるのではないでしょうか。
ゲストとの交流を深める方法
ゲストとの交流を深めるためには、会場内の配置やプログラムにも工夫があるとより良くなります。
フォトブースを設置して新郎新婦とゲストが一緒に写真を撮る機会を設けたり、ゲストにメッセージカードを書いてもらうようにしたりすることで、直接的な交流が生まれます。
一般的な結婚式の進行では、新郎新婦と一緒に写真を撮るのも至難の業。
新郎(新婦)と友人、新婦(新郎)と家族など、新郎新婦揃わない個人的な写真やごく少ないメンバーでの写真をのこすのは、さらに難しい。
フォトブースやビュッフェスタイルの料理を採用する魅力は、自由に個人的交流もできゲストと心が通う時間を作り出せる点です。
メインテーブルをなくすことで新郎新婦とゲストとの距離を縮め、より豊かなコミュニケーションを生む工夫が実現できます。
結果としてすべての参加者がパーティーの一体感を感じ、心から楽しむことができる結婚式となると思います。
新郎新婦自身が積極的に声をかけ、笑顔でゲストを迎える姿勢がたいせつ。
新郎新婦が楽しく過ごすことで、ゲストもその雰囲気に引き込まれ楽しい時間を共有することができます。
メインテーブルなし結婚式の注意点
メインテーブルを設けない結婚式は、新郎新婦だけでなくゲストも自由に楽しめる革新的なスタイルです。
しかし、その自由さゆえにいくつかの注意点があります。
次に、メインテーブルを設けない結婚式を成功させるための重要なポイントを詳しく説明します。
ゲストへの事前案内
最初に考慮すべき点は、ゲストへの事前案内です。
一般的な結婚式を想像して来るゲストに対し、メインテーブルなしというコンセプトを事前に伝えておくことが重要です。
これによりゲストもスムーズに新しい形式に適応でき、当日の混乱を避けることができます。
一例として、招待状にコンセプトカードを封入して、ふたりの結婚式に対する思いを表現しておくことができます。
「この日は皆様ともっと近くで過ごしたいので、メインテーブルを設けていません」というメッセージを添えるのも良いですね。
こうした配慮がゲストの結婚式への期待感を高めるだけでなく、当日の混乱を防ぐ鍵となります。
会費制の検討
一般的な披露宴と異なる点が多い場合は、コンセプトの伝達とともにご祝儀制ではなく会費制を検討するのもおすすめです。
会費制は全てのゲストに一定額の会費の持参をお願いし、ご祝儀を辞退する形態の結婚式です。
ビュッフェ料理の披露宴の場合はご祝儀制よりも会費制をおすすめします。
ビュッフェ料理の場合の会費は、1万円から1万5千円が目安、コース料理の会費は1万5千円から2万円が目安です。
ゲスト分の料理、飲み物の単価をベースに設定します。
ご祝儀制に比べゲストの負担が少ないことが会費制の魅力であり、新郎新婦にとってもご祝儀をおかえしするための品選びの豪華さにとらわれず、好きなアイテムやボリュームを選ぶことができるのが利点です。
ただ、日本では会費制やビュッフェスタイルの結婚式を経験されたことがある方は少ないため、ご祝儀制披露宴とのギャップをコンセプトの伝達等で事前にお知らせしておくことが重要です。
当日の運営とスタッフの役割
次に重要なのは、当日の運営とスタッフの対応です。
当日の披露宴進行は、凝らないものにしましょう。
あれこれ進行を詰め込むと、結局メインテーブルがあった方がよい披露宴になってしまいます。
新郎新婦が動ける披露宴なので、新郎新婦がマイクを持ってテーブルごとゲスト紹介をするのも良さそうです。
お祝いのメッセージもいただけそうですね。
また、自由度が高い結婚式では、スタッフの対応が一層重要になります。
スタッフに一般的な結婚式と異なる点とふたりが持っている理想を理解してもらうことが必須。
また、ビュッフェ料理の場合も運営スタッフ数を減らさず、コース料理同様の手厚いサービスをお願いしましょう。
ビュッフェスタイルに戸惑っていたり困っていたり遠慮しているゲストがいないか、ドリンクの空きはないか、常に目を光らせてもらうことが重要です。
当日の進行に余裕を持たせること、スタッフの手厚いサービスを求めることでスムーズに披露宴を進めることができ、新郎新婦もゲストも安心して楽しむことができます。
スムーズな進行を保つためのポイント
結婚式のスムーズな進行を保つためには、事前にしっかりとした動きのイメージや導線を組み立てることが重要です。
一般的な結婚式と異なるため、ウェディングプランナーには移動のタイミングや進行をスタッフと念入りに事前打ち合わせしておいてもらいましょう。
メインテーブルを設けない結婚式を成功させるためには、ゲストへの事前案内、当日の運営とスタッフの対応、そしてスムーズな進行を保つためのしっかりとした計画が重要です。
結婚式はきっと、人生の中でも最も思い出深い日のひとつとなります。
ゲストとともに笑い、泣き、そして心から楽しむ…
メインテーブルなしの結婚式を通じて、そんな特別な一日を叶えることができますように。(^ ^)
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