大安だけが結婚式に最適な日ではないことを知っていますか？

 

 

大安の結婚式は人気で、日程が取りにくいことが多くあります。

 

 

今回は、希望の時期の空きが少なくやむなく仏滅結婚式になりそうで悩んでいる方へも。

 

 

記念日に結婚式を挙げたかったけど仏滅だったので避けようか悩んでいる方へも。(^ ^)

 

 

仏滅の日に結婚式を挙げる（ただ単なる式場の割引や安いだけじゃない）メリットや過去実際に経験した新郎新婦のポジティブで素敵な考え方、家族への相談の方法についても解説していきます。

 

 

仏滅日を逆手に取って、幸せな結婚式を挙げるための新たな選択肢を考えてみませんか？

 

 

 

 

 

仏滅結婚式の良いこと！

 

 

結婚式の日程に仏滅を選ぶことは昔から避けられてきました。

 

 

結婚式には大安（たいあん）が一番良い日とされ、友引は友人にも幸せを引き寄せると言われて2番目に良い日。

 

 

先勝（さきがち）や先負（さきまけ）、赤口（しゃっこう）という六曜（六輝）もあり、それぞれに意味があります。

 

 

先勝は先が勝ち午前、先負は先が負け午後、赤口は正午を挟むとよいと言われます。

 

 

そして仏滅（ぶつめつ）は、何事に於いても縁起が悪い日とされています。

 

 

 

 

仏滅は「ものごとが新しく始まる日」

 

 

しかし、ほとんど知られていませんが、この日に結婚式を挙げることで新郎新婦に幸せをもたらすという考え方もあるのです。

 

 

六曜はその名の通り6種類です。

 

 

その並びは不規則ですが、一つだけ規則性があり、仏滅の翌日は必ず大安になります。

 

 

「一度滅び、また新しく始まる日」

 

 

それが仏滅です。

 

 

新しい人生の始まりを厄除けし、幸せな結婚生活をスタートできるということ。

 

 

新生活を始めるふたりに、特別な幸せを運んでくれます。(^ ^)

 

 

 

 

仏滅は「悪いものを退け、良いものを呼び込む」

 

 

「仏滅と言えば全てにおいて縁起の悪い日」と言われるぐらいイメージがよくない日ですが、実は仏滅は 「悪いものを退け、良いものを呼び込む」 とも言われます。

 

 

この日に行う結婚式は、これからのふたりの将来にふりかかる悪いものを退け、良いものを呼び込んでくれるきっかけとも考えられます。

 

 

 

 

仏滅結婚式のポジティブな考え方

 

 

私は今はペーパーアイテムデザインをしていますが、出産を機に退職するまではウェディングプランナーでした。

 

 

私がプランナーをしていたのは2012年までで、まだまだ結婚式の自由度が低い時代。

 

 

しきたりや常識が優先されて、大安に結婚式を挙げるのが当たり前。

 

 

挙式もキリスト教式や神前式がほとんどで、最近人前式を選ぶ新郎新婦が増えてきた、くらいのまだ昔ながらの考え方が主だった時代です。

 

 

 

 

仏滅結婚式を選んだ新郎新婦の話

 

 

ウェディングプランナーだったとき、実際に仏滅日の結婚式を選択した新郎新婦のお話をしたいと思います。

 

 

大安の結婚式が大人気だったその頃、春や秋の人気の季節を優先すると日柄の良い日はかなり早い段階でないと予約が取れませんでした。

 

 

式場探しも今より結婚式を挙げたい時期に近いタイミングで、式場探しを始めたタイミングから結婚式の希望時期まで長い方で1年後、ほとんどの方が半年後ごろ。

 

 

現在のように1年前、2年前から式場探しをされる方は稀でした。

 

 

また空きがないからといって結婚式を何ヶ月も先延ばしにする方も少なかったため、希望の時期の空きから日程を選ぶことになります。

 

 

できれば大安がよかったけれど…とおっしゃりつつ、とても気に入ってくださったため空きのある日程から選択することに。

 

 

いろんな都合を複合すると、その月のカレンダーの中でふたりにとって一番良い日は仏滅でした。

 

 

日程を決めた新郎さまがおっしゃっていたことを今もよく覚えています。

 

 

「仏滅から始まる僕たちはずっと右肩上がり、ずっと登っていくね。」

 

 

確かに、大安が頂上であれば先は下り坂。

 

 

物事をポジティブに捉える素敵な考え方に立ち会い、これから先もし小さな困難に見舞われたとしても、ふたりはそういうふうに前向きに考えていけるだろうなぁと嬉しくなりました。

 

 

 

仏滅結婚式のリアルなメリット

 

 

仏滅結婚式はご存知の通り式場選びなどでお得なことがあります。

 

 

 

仏滅結婚式は混まない

 

 

大安の結婚式を選ぶ新郎新婦もまだまだ多いため、仏滅の日は結婚式場の予約に余裕があることが多いです。

 

 

大安には一日に複数組の結婚式があってスケジュールが詰まっている式場でも、仏滅だとゆっくりペースで過ごせることも。

 

 

希望すれば披露宴時間の延長や写真タイムの追加ができたり、予約が詰まっていたら使えないスペースが使えちゃうなんてこともありそうです。

 

 

人気の衣装やヘアメイクさん、カメラマンさん、ビデオグラファーさん、お花屋さん、司会者さんなど、プロフェッショナルの予約も取りやすくなります。

 

 

ほかにも、希望のプランナーさんの指名や結婚式当日のキャプテンの指名もできちゃうかも…！！！

 

 

プランナー目線でもゆっくりペースの一日は心に余裕があり、正直なところいそがしい日に比べるとその日をじっくりと楽しめます。（平日結婚式大好きでした）

 

 

 

 

仏滅結婚式は割引があることも

 

 

仏滅日の結婚式では大安に比べてたくさんの式場予約は入らないため、特別に割引してくれることがあります。

 

 

会場により割引の取り決めはさまざまですが、内容や条件はしっかりと確認してくださいね。

 

 

 

仏滅結婚式は結婚式の日程がかぶりにくい

 

 

大安の結婚式は日程かぶりがたくさん起こります。

 

 

女性も男性もある時期になると結婚式に招待されることがぐんと増えます。

 

 

結婚を迎える友人が何人もいて、秋や春のオンシーズンにはひと月に何組か招待されることもあります。

 

 

オンシーズンの結婚式は日程の取り合い。

 

 

結婚式場にもたくさんの新郎新婦がいる場合もあるし、何より日程がかぶり列席してほしい方に参加してもらえないことになるととても悲しいものです。

 

 

仏滅結婚式は大安に比べて競争率が低いので、日程がかぶることも少なく安心です。

 

 

 

 

優先すべきは大安か仏滅か、それとも

 

 

結婚式を挙げる日が大安か仏滅か。

 

 

結婚式の日程選びでそれよりもたいせつなこと、ありませんか。

 

 

 

毎日の六曜を確認して生活している人がどれほどか

 

 

結婚式の日程が大安か仏滅か。

 

 

結婚式の日程選びでは必ずみなさんが考えることですが、さて、今日の六曜ご存知ですか？

 

 

毎日を過ごすにあたって、六曜を気にして生活している方はそうたくさんおりません。

 

 

気にするとしたら宝くじを買う時と、朝のテレビ番組で目にする星占いくらいでしょうか。

 

 

日々になじみはないのに、結婚式となると急に気になるのが六曜。

 

 

 

結婚式の日柄よりもたいせつなこと

 

 

毎日を「今日が大安か仏滅か」を気にして生活していないのであれば、結婚式の日程選びにおいてはもっとたいせつなことがあるはずです。

 

 

結婚式の日はふたりにとって「一生の記念日」になる日です。

 

 

日柄よりも、数字の並びやその日への愛着、ずっとたいせつにしていける日なのかどうかの方が重要です。

 

 

ふたりの記念日をいつにしたいか。

 

 

1年の中で限られた大安から日を選ぶよりも、365日の中から「ふたりにとってたいせつな日を選ぶ」という考え方のほうがずっとおすすめです。(^ ^)

 

 

 

 

仏滅結婚式を選ぶ時の家族の話

 

 

現在もなお、仏滅結婚式に抵抗がある世代の方もいらっしゃるのは事実です。

 

 

家族に報告する時、結婚式の日程が大安かどうかを確認されることがあるかもしれません。

 

 

そんな時、みなさんどのようにお話し合いをされているのでしょうか。

 

 

 

仏滅の日柄についての実は、を伝える

 

 

前述したように、仏滅の翌日は必ず大安です。

 

 

「一度滅び、また新しく始まる日」

 

 

それが仏滅であることをぜひ伝えてください。

 

 

仏滅は、ものごとのスタートの日 です。

 

 

 

 

仏滅結婚式のメリットを伝える

 

 

仏滅結婚式は、式場予約が混み合わないため式場の一日がゆっくりしているのも事実。

 

 

式場が混み合わないため会場内で複数の花嫁が行き交うこともなく、使用できる場所が限られたり時間が限られたりすることもありません。

 

 

式場予約の時間設定などが自由が効く場合もあります。

 

 

 

 

結婚式を迎えるまで、ほかにも選ぶ日程がある

 

 

結婚式を迎えるまでに、結婚式のほかにも日柄を気にして選ぶ行事があります。

 

 

「結納」「顔合わせ」「新居への引越し」「入籍」が主な行事です。

 

 

こういった行事も、日柄を確認しながら日程を選ぶ方がいらっしゃいます。

 

 

中でも「結納」「顔合わせ」は、結婚式よりも日柄が重要とも言われます。

 

 

ふたりが結婚式をしたい日が仏滅だった場合は、そういった記念日を大安に合わせるのもひとつの方法です。

 

 

ウェディングプランナーだった私は日柄の良い日はいそがしく休めないため、私たち夫婦の顔合わせの日は仏滅。(^ ^)

 

 

4月初旬のあたたかな春の陽気の日に、顔合わせを行いました。

 

 

しきたりは確かにたいせつな部分ではありますが、季節や時期、時間帯、両家で過ごしたい場所のロケーションが活きる条件や特徴など、何を選ぶ時も単純に日柄だけにとらわれることなく、一生心にのこるその日をどう過ごしたいかを軸に決めていけると、より気持ちの込められた結婚式準備期間になると思います。

 

 

 

 

仏滅結婚式か大安結婚式かよりもたいせつなこと

 

 

大安結婚式だからといってこの先万事良しではなく、そこから先の夫婦お互いの努力あってのことです。

 

 

結婚式の日程選びの際には日柄はあまり重要視せず、「ふたりの記念日」として結婚式の日程を決めていくのが一番良いと思います。

 

 

余談ですが…

 

 

結婚式の招待状発送日や返信期日もよく大安の日を選びます。

 

 

でも、大安に発送したところで先方に到着するのはもれなく別の六曜の日となります。

 

 

招待状を大安に発送し消印を押すことにとらわれず、準備ができた遠方の方から早々に発送したり、返信期日を覚えやすい5日、10日、15日、20日、25日に設定したり、優先した方が印象が良いこともいろいろあります。(^ ^)

 

 

結局は深く気にしないこと。

 

 

大安か仏滅か、その理由などに悩むよりも、たいせつなことがいっぱいあります。

 

 

大安か仏滅かなんて深く気にせずに、ふたりらしい結婚式になるように、皆さまが結婚するふたりを安心して祝福できるように、心からのおもてなしができるように、そういったことに心を置いてご準備進めてくださいね。(^ ^)

 

 

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