【披露宴BGM選びのコツ ♪】世界観の作り方とプランナーの結婚式の実例セットリスト
音楽は思い出とともに心にのこる
今日は結婚式の音楽の話しを。
結婚式にはたくさんのシーンがあって、時に音楽とともに思い出される記憶があります。
BGMというとパーティー中に使用する曲を思い描きますが、実は挙式の際の曲目も印象に残ります。
結婚式においての音楽
私にとって、ウェディングにおける音楽の位置づけは高くて、3大要素が「料理」「雰囲気」「音楽」です♪
日々の生活も、美味しいご飯と素敵な空間、気分のよい音楽で成り立っていると思っています。
残念ながらその理念に出会ったのは結婚式後だったんですよね…
結婚式をした25歳のときはウェディングプランナーとしても5年目。
日本における結婚式しか知らず、自由な結婚式を知らず、まだまだでした…
海外の結婚式は夜中まで続きます。
必ず音楽やダンスがそこにはあって、奏者なのかゲストが自由に演奏しているのかわからないくらい。
昔、披露宴で延々カラオケを歌っていたのとあながち違わないかもしれませんね笑
パーティーには目の前で奏でられる音楽を
披露宴の音楽、絶対的に選択したいのは生演奏!
贅沢編成でなくても、デュオ(2人)でも…。
日本人には生演奏はあまり馴染みがないので、生演奏を聴きながらのパーティー、絶対に心に残ります!
挙式プランはたいてい生演奏付きだと思いますが、披露宴はCDなどを流すか、生演奏か選択できると思います。
生演奏というと弦楽やピアノのクラシックな雰囲気をイメージされると思いますが、ボサノヴァやJAZZ、ボーカリストの方もいらっしゃいます。
曲目も、奏者さんにクラシック以外のポップスなどのリクエストもできたりします♪
生演奏は+BGMミックスがおすすめです。
生演奏で会場へ入場、その後好きなBGMをスピーカーから流して、後半に演奏ライブをしたり。
音楽のある結婚式。
そして、美味しい料理♡
今更、お色直しをやめてでも生演奏をお願いしていたらよかったと思います…
打ち合わせで聞くのをうっかり忘れていたので後悔ポイント…
これほどに生演奏を推しておきながら、私はBGMセレクトオンリーでパーティーの曲を決めました。笑
続いて、曲セレクトのポイントをお話しようと思います ♪
経験談含む!BGMの選び方
まず、入場やケーキ入刀などのシーン別と、食事歓談中とでイメージをわけましょう♪
歓談中もひとつずつ好きな曲を選ぶ方もいらっしゃいますが、シーン別に使うボーカル入りの印象的な曲と、歓談中お話が弾む中のBGMは少し異なる雰囲気にするとシーン別の曲の印象がUPします。
私のウェディングの場合を参考にお話しします…
披露宴イメージは「レトロクラシック」
結婚式をするにあたって、何年経っても、おばあちゃんになっても色褪せていない結婚式にしたい、ということをたいせつにしました。
流行りを追わず、むしろ少し昔のおしゃれな時代のものに囲まれたい、を軸に置いて、飾り付けていくアイテムを選んでいきました。
披露宴前半のイメージはモノクロの映画のころのようなレトロな雰囲気。
ウェディングドレスをブラウン小物でアレンジしました。
ブラウンのサッシュベルトをつけて、カメオブローチを留めた大きなリボンのバックスタイル。
ブラウンのレースのグローブ、流れるパールのイヤーカフやレースを編み込んだまとめ髪。
シーンのBGMは、その雰囲気に合った曲を想像して少し懐かしめ雰囲気の曲中心に選びました。
入場曲は、ビートルズの『ALL YOU NEED IS LOVE』
乾杯は、映画『有頂天ホテル』のテーマ曲
ビッグバンドな音でレトロな感じに
歓談中のBGMに選んだのは…
歌声やリズムが気になりすぎないポップで優しい声が雰囲気にぴったりのカヒミカリィのアルバムでした。
後半イメージは「大正浪漫」
披露宴後半。
お色直しは白振袖とフロックコート。
主人はシルクハットにステッキ。
祖母が生まれた大正時代の和洋ミックスなハイカラさんをイメージして…
リナ・ケティの『J’attendrai』で入場して、そのままシャンソンを流していました。
おひらき後はアップテンポにスティービーワンダーのアルバムを流しました。
世界観を作るのか 好きな曲でふたりらしさの雰囲気を作るのか
私のBGMの選び方は世界観を作る選び方でした。
好きなアーティストやよく聴く楽曲となると、披露宴で流した曲とは異なります。
パーティーのオープニングに流したプロフィールムービーには、Bankbandの『糸』
おひらき前の退場は、SMAPの『ありがとう』
SMAPは普段聴かなかったのですが、初めて会場に相談に行った際サプライズでお祝いしてくださって。
そのときに流してくれていた曲でした。
エンドロールは食事に来ていた時にスタッフさんがピアノ演奏してくださったイーグルスの『デスペラード』
ピアノ演奏の思い出がなければきっと、エルヴィスプレスリーの『Burning Love』でNG集みたいなエンドロールを作ってくださいと言っていたと思います。笑
my wedding セットリスト
プロフィールムービー(入場前):糸/Bank Band
新郎新婦入場:All you need is love/The Beatles
シェフより料理紹介:ソムリエ/ドラマ「王様のレストラン」より
シャンパンオープン:勇気/ドラマ「王様のレストラン」より
乾杯:THE有頂天ホテル メインタイトル
前半歓談中:カヒミカリィ「My First Karie」
新婦中座:L-O-V-E/Natalie Cole
新郎新婦入場:J’attendrai/Rina Ketty
後半歓談中:Rina Ketty
手紙:a moment to remember
贈呈:Country Roads/John Denver
ダイジェストムービー:Desperado/Eagles
退場:ありがとう/SMAP
送賓:Stevie wonder
音楽は記憶とともに
ひとつずつ選んだ曲は、今もどこかで流れるとそのときの記憶が蘇ります。
好きな曲を詰め込むだけでなく、どんな雰囲気を作っていくかを考えるとBGM選びもより楽しくなります(^ ^)
思い出と音楽はつながるもの。
しかし…
よく聴いていたBGMのミックスCDはどこにいったのでしょうか…
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wedding designer
なかむら なぎさ
関連情報
ウェディングデザイナーが届けるオーダーメイドのペーパーアイテム | 歌の音
”ふたりのウェディングをデザインする”
をコンセプトに
結婚式・披露宴に必須な招待状や席次表
席札、メニュー表など
" あたたかさ "が伝わる
周りの皆も幸せにする
こだわりのアイテムを
オーダーメイドで作っています。
培った10年の
ウェディングプランナーの経験を活かし、
神戸を拠点に
迷える花嫁にとって頼りになる
ウェディングデザイナーとしても活動中。
結婚式のセカンドオピニオン、
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