結婚式を素敵にする【2つのこだわりポイント】プランナーの結婚式の実例から解説!
夫婦それぞれの個性が出る 結婚式のこだわりポイント
結婚式の内容を決めていくとき、皆様それぞれこだわりポイントは異なると思います。
これで!とイメージが固まっているもの。
これかこれか…いや、これでも良いかも…と固まっていない、イメージがふんわりしているもの。
みなさんそれぞれ異なるこだわりポイント。
今回は、結婚式を控えた当時の私にとってのこだわりポイントをお話ししてみたいと思います。
振り返って考えてみると、式場選びのときのこだわりと、実際に当日をイメージするにあたってのこだわりがありました。
プランナーの結婚式 会場選びでこだわったこと
以前少し(挙式のいろいろ)でお話ししましたが、挙式へのこだわりは「街の教会」で「牧師先生のカウンセリングを受けて結婚式をしたい」でした。(読んでみてくださいね ♪)
披露宴、パーティーの会場のこだわりポイントは…
「バンケット(宴会場)じゃなくてレストラン」
「内装はシンプルで派手じゃない」
「居心地が良い」
「料理が美味しい」
でした。
フィーリングで人と出会っていくタイプなので会場やプランナーさん、会場のスタッフさんなどの雰囲気は感覚で判断していました…
といっても一箇所しか相談に行っていないのです。
外食が好きだったので迷うことなく普段からお食事に行っていた、披露宴ができるレストランを選びました。
訪れていた雰囲気から不安に思うようなことはなにもなく。
美味しいお料理を提供してくれるシェフ、居心地の良い空間を作ってくれるサービススタッフ、自分のことのように私たちのことを考えてくれるプランナーさんが居る場所でした。
ちなみに、会場はこちら♡ → マリーゴールド熊本
プランナーの結婚式 結婚式を俯瞰で見たイメージ作り
結婚式全体のイメージで私がこだわったことは「雰囲気」「空間」づくり。
「トレンドを追わない」が言い聞かせた言葉でした。
「イマドキ」ではなくて、「私らしい」「等身大」「好きなものだけを」を心がけて飾り付けるものを選んでいきました。
SNSが身近な今よりもトレンド情報は少ないですが、それでも素敵なものが多すぎて選び取るのが難しく「絶対ブレる」と思ったからです。
好きな雰囲気のイメージ写真をスクラップブッキングして、「伝統的」だったり「海外ウェディングで提案されているもの」に絞っていきました。
誰かのウェディングを見て「可愛い!」と感じたものよりも、永く愛されているもの、永く愛されていくであろうものを。
そうして決まったイメージテーマ「時を経ても色褪せない結婚式」
パーティーをするのはシンプルな内装のレストランでデコラティブなものも全くないので、引き算は要らなくて。
足し算スタートでした。
テーブルコーディネートはくすんだ色で、落ち着いた雰囲気。
リボンやレザーボックスを使ってアレンジをお願いしました。
テーブルナンバーの代わりにワインを。
ウェルカムスペースにはエッフェル塔とフォルクスワーゲンビートル。
ウェイティングスペースでは「ローマの休日」を流して。
私のスタイルアレンジもカメオブローチを使ってレトロクラシックな雰囲気に。
シンプルなベリーのウェディングケーキ。
フリルが可愛い…(当時ね…25歳なので雰囲気ぴったりです)
「おまかせします。(^ ^) ただ中身にこだわりたくて」(中身の写真は結びに…)
と見た目に希望のない花嫁でした。
このフリルはパティシエさんが私たちのコーディネートのことをよく見てくださっている証拠。
パーティーの後半は…
振袖とフロックコートにシルクハットにステッキ。
明治大正時代のノスタルジックな雰囲気に。
全てにおいて「アンティーク」を選択することで「いつまでも色褪せない」結婚式 となるよう心がけました。
ふたり自身が楽しむ
ご覧いただいた通り…
私たちのウェディングは、あれこれとイベントに凝るよりも、好きな世界を作るほうに重点がありました。
もちろん美味しい食事や過ごしやすさも重要でしたが、会場への信頼が厚くて心配することは何もありませんでした。
変わったイベント(演出)をするよりも、ゆっくりとみんなで過ごしたいと思って、あれこれ時間に詰め込まず、各卓で写真を撮ることもしませんでした。
メインテーブルに座ったのも始めの乾杯までで、そのあとはテーブルにご挨拶にまわったり、デザートブッフェをしたり立ち回っていました。
結婚式のテーマやこだわりは?と聞いてしまうと構えがちです。
ふたりはどんなひとですか?
なにが好きですか?
一生に一度の大イベントなので、おもてなしはしっかり考えて、あとはふたりの好きなものを集めてみませんか?
好きなものに囲まれて特別な時間を過ごすのは、とても思い出深く素晴らしい体験でした。
衣装に於いてはほぼコスプレです笑
結婚式を素敵に仕上げる「2つのポイント」
素敵な結婚式を叶えるには「ふたつのポイント」があると考えています。
① ベースの考え → ゲストへのおもてなし
② 雰囲気づくり(カラー、モチーフ、パターン、象徴するもの) → ふたりらしさやこだわりの表現
おもてなしはこだわりどころではなくて、ベースなのです。
ベースということはあたり前なこと。
来てくれるゲストのためにできること。
テーマやこだわりにとらわれて夢中になり、うっかりゲストに不快な思いをさせるようなことのないように、毎度ふさわしいか立ち返ることを忘れないようにしてくださいね。
雰囲気づくりは難しい?
雰囲気づくりが、こだわりどころ!
そして、ふたりで結婚式を楽しむポイントでもあります。
結婚式だからと特別なテーマを一生懸命考えるよりも、案外、日常が個性の場合も多くあります。
統一感、世界観のあるパーティー、おふたりならどう表現できるでしょうか?(^ ^)
結婚式はよく「花嫁のためのもの」と思われがちですが、花婿も少し考えてみてほしい。
こんな楽しい自分達主催の一大行事、一生のうち他にありませんよ。
花嫁の希望を叶えてあげればやり過ごせる、そういうものではありません。
是非、大きな夢を持った花嫁様と一緒に、ご自身の友人や家族の顔を思い浮かべて、ともに過ごす時間について話し合ってみてください。
これはそう簡単にできることではありませんが、ふたりの背景から未来へとつながるテーマを決められたら、ふたりにとっても、家族にとっても、たいせつな人たちにとっても喜ばれ、より印象に残る結婚式になると思います。
ふたりだけではなかなか実現が難しい…
そんなときは…
ウェディングデザイナーであるわたくしにご相談ください♡笑
結びに
私の小さなこだわったポイント載せておきます。
さきほどのウェディングケーキの中身は…
三層スポンジ!
挙式のヘアアレンジはクラシックなまとめ髪。
背中に長くたれた自作のネックレスとパールチョーカーの重ね付け。
バックスタイルの大きなお花が見えるようにボリュームのあるベールではなくマリアベールをショートベールにしました。
足元までこだわって、柄足袋を用意しました。
写真に撮ってもらうの忘れています。
というか、思えばこだわりをほとんどカメラマンさんに伝えていませんでしたね…。
席札はフォンダンショコラをクリアボックスに入れて。
お見送りでお渡しするギフトを兼ねようと考えました。
お礼を言いながらも目線はギフトが入ったバスケットとの行き来で流れ作業になるため、お見送りのギフトは用意しませんでした。
席次表。
席札やテーブルサインとともに、初めて制作したペーパーアイテムです。
ちなみにプロフィールはなしです。
相談して、好きな食べ物とか生年月日とか…別にいいよね、となりました笑
当時、ウェルカムボードの意義がわからず。(今もかも…笑)
ウェルカムボードの代わりにアクリルボードを用意して、ホワイトのペンで芳名を兼ねてゲストネームを書き込んでいただきました。
いろいろすべて、合理的でこだわりが強い私らしい表現…。
結婚式で後悔したことは2つだけ。
ひとつは記録ムービーを残さなかったので、当日の雰囲気やスピーチなどを聞き返すことができないこと。
もうひとつはメインテーブルのクロスに書いてくれたスタッフの皆さんからのメッセージを写真にでも残せたらよかった。
もったいないことをしました…
結婚式って大変だけど、とっても楽しい!!!
背伸びしすぎず、特別に考え過ぎず、日常から好きな自分自身をピックアップして。
ふたりにとって、好きなもののかたまりになるようなかけがえのない時間になると良いなと思います。
ENJOY!!!
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Thank you.
wedding designer
なかむら なぎさ
関連情報
ウェディングデザイナーが届けるオーダーメイドのペーパーアイテム | 歌の音
”ふたりのウェディングをデザインする”
をコンセプトに
結婚式・披露宴に必須な招待状や席次表
席札、メニュー表など
" あたたかさ "が伝わる
周りの皆も幸せにする
こだわりのアイテムを
オーダーメイドで作っています。
培った10年の
ウェディングプランナーの経験を活かし、
神戸を拠点に
迷える花嫁にとって頼りになる
ウェディングデザイナーとしても活動中。
結婚式のセカンドオピニオン、
トータルデザインもご提案しています。
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