ペーパーアイテムを手作りするメリットとふたりの理想通りに仕上げるアイデア
結婚式の「ペーパーアイテム」は結婚式を構成するたくさんのアイテムの一つではありますが、結婚式のイメージを形作るにあたってとても重要な役目をもっています。
結婚式を開催する式場や衣装などの雰囲気は、目に見えて結婚式のイメージを構成するアイテムだと感じられると思います。
でも実は式場や衣装の雰囲気以上に、装花などのデコレーション、ペーパーアイテムは結婚式の雰囲気を作ってくれるものなのです。
今回は、目指したい結婚式の雰囲気に合わせた手作りのペーパーアイテムの魅力や具体的なアイデアを通じて、心にのこる結婚式の世界観を作り上げるプロセスを探ります*
結婚式のペーパーアイテムとは
結婚式のために用意する「ペーパーアイテム」とは、ゲストへの案内や当日のオペレーションの役目を持っている印刷物のことを指します。
ペーパーアイテムは、結婚式を円滑に進めるためのキーアイテムであり、新郎新婦の個性やゲストへのおもてなしを表現する重要な要素です。
ペーパーアイテムは結婚式のテーマや雰囲気に合わせて、多様なデザインを実現できます。
ペーパーアイテムの質やデザインはゲストにふたりが作り上げる結婚式の印象を直に与え、結婚式全体の雰囲気を盛り上げる役目も担っています。
それでは、まずはペーパーアイテムの種類や、ペーパーアイテムを手作りすることの魅力について詳しくご紹介します。
ペーパーアイテムの種類
結婚式に関連するペーパーアイテムは多岐にわたりますが、主なものは招待状、席次表、席札、メニュー表などです。
まず、招待状はゲストに結婚式の日程や場所を知らせる重要なアイテムです。
結婚式準備の一番初めに行うのが、「ゲストへ招待状を発送すること」。
デザインや文面は新郎新婦の個性を反映し、ゲストへのおもてなしの気持ちを込めることができます。
席次表は、披露宴の際ゲストが着席する席を示すもので、席札と共に用います。
席札は各ゲストの氏名を記載した名前札で、あらかじめ決まっている座る席に置き、披露宴会場へゲストをお迎えします。
メニュー表は披露宴で提供される料理の詳細を示し、ゲストにとって食事体験をより楽しませる要素となります。
こうしたペーパーアイテムは、結婚式全体のオペレーションに役立ち、一日を滞りなく進行するための重要なアイテムです。
ペーパーアイテム手作りの魅力
ペーパーアイテムを手作りする魅力は大きく二つあります。
一つ目は、オリジナリティを出せることです。
ふたりの個性はふたり自身が一番良く知っています。
どのカップルとも違う独自のデザインを実現することが可能で、新郎新婦の特別な思いを込めることができます。
また、手作りしたアイテムはその過程そのものが思い出となり、今後の夫婦生活にとってもたいせつな宝物となります。
二つ目は、コストの観点から見たメリット。
式場に依頼すると費用が大きく人数分用意するとかなり高額になります。
ペーパーアイテムは式場の持ち込み制限がない場合も多いため、新郎新婦側で作ることで大幅にコストを抑えることができます。
ただし、手作りには大変時間がかかることも事前に考慮しなければならず、毎日がいそがしい中で私生活と結婚式準備、アイテム制作と、どうバランスを取るかが課題になります。
時間も手もかかるものの、「合うものを探す」よりも、「好きなものを作る」ほうが、凝ったデザインや特別な装飾を施すことができ、ゲストにとっても印象深い結婚式を演出することができるのです。
結婚式のペーパーアイテムは、結婚式の雰囲気を形作る要となります。
続いて、ペーパーアイテムを手作りするメリットや具体的なアイデア、準備の仕方について詳しく解説していきます。(^ ^)
手作りのメリット
結婚式を計画する際に多くのカップルが悩むのは、費用を抑えつつもオリジナリティを持たせたいという点です。
その中でも「ペーパーアイテムを手作りすること」はきっと、コストカットとオリジナリティの表現のために魅力的な選択肢として一番に候補に挙がります。
「手作り」には意義があり、メリットもあります。
では、手作りのペーパーアイテムの三つの大きなメリット、つまりコストの削減、個性の表現、そして思い出の品になることを詳しくお話ししていきます。
コストの削減
結婚式はたくさんの要素が組み合わさっている大きなイベントで、高額な費用がかかることを避けられません。
今回取り上げる「ペーパーアイテム」も、一言でペーパーアイテムといえど「招待状」「席次表」「席札」「メニュー表」など、複数のアイテムが必要です。
「手作り」を選択することで印刷会社への外注費を削減できるため、予算の大幅な節約につながります。
たとえば、100通の招待状をデザインし印刷する場合、外注では数万円かかることもありますが、自宅で手作りすれば材料費や道具購入の初期投資だけで済むことが多いです。
DIYキットを利用することで、手間を省きながらもリーズナブルな価格でアイテムを作成することもできます。
プリンターや用紙の初期投資を除けば、手作りは確実にコストパフォーマンスの良い選択と言えます。
個性を表現できる
手作りのペーパーアイテムの最大の魅力は、ふたりの個性や目指したい結婚式の雰囲気を具現化できる点です。
市販の決まったデザインのペーパーアイテムではなかなか表現しきれない「ふたりの思い」や「テーマ」に基づいたデザインを、ふたりの手で自由に作り上げることが可能です。
たとえば、ふたりの趣味や特別な思い出を反映させたり統一感のある色使いや素材を用いたり、手作りのペーパーアイテムからゲストに特別な体験を提供できます。
オリジナルにこだわることで、結婚式当日に出席したゲストにとっても強い印象を与えることが出来ます。
さらに手作りする過程をふたりで共に体験することにより、結婚式前のコミュニケーションも深まり、絆が強くなることでしょう。
思い出の品になる
結婚式が結べば手作りのペーパーアイテムの役目は終わり、ではなく、特別な思い出の品としてのこります。
例えば、手作りの招待状、席次表、席札やメニュー表には、新郎新婦それぞれが選んだ素材やデザインに込めた想いが詰まっています。
それらは結婚式後、アルバムや記念ボックスに保存することもできます。
記念日のたび結婚式を振りかえり、もっと特別な感情を呼び起こしてくれるはずです。
手作りのペーパーアイテムは結婚式のアイテムの中でも形にのこる貴重なものであり、単なる当日に使用するだけの装飾や機能を越えた価値を持つとも言えます。
手作りアイデアの具体例
結婚式のペーパーアイテムは、ゲストにとっても新郎新婦にとっても特別な意味があります。
自己表現や想いを込める場として、手作りのペーパーアイテムはとてもおすすめ。
ここでは、具体的な手作りアイデアをいくつかご紹介します。
招待状のデザイン
招待状は、ゲストへのファーストコンタクト。
結婚式の印象を最初に決定づける重要なアイテムです。
手作りの招待状を作成することで、新郎新婦の個性やテーマに合ったデザインを表現できます。
紙の種類や色、使うフォント、装飾のスタイルに至るまで、自分たちのセンスを反映させることが可能です。
たとえば、アートな雰囲気にしたい場合は、手描きのイラストを用いたり、印象的な写真を使ったり。
最近では招待状にQRコードを記載し、公式LINEやウェブサイトで詳細情報を共有することもあります。
SDGsを重視したリサイクル紙を使ったり、鉢に植えると植物が芽吹くシードペーパーなど、環境配慮のメッセージ性を持たせるのも一つのアイデアです。
席次表のアレンジ
席次表は、ゲストがどこに座るかを示すだけでなく結婚式の雰囲気を演出する重要なアイテムです。
例えば、季節に合わせた「色」をテーマにした席次表を作成し、装花とのデコレーションを楽しむこともできます。
席次表も手作りであれば常識にとらわれず作ることができ、それぞれのテーブルカラーで複数色デザインしたり、席次表のかたちもブック型や三つ折りリーフレット、ニュースペーパーのようにラフなものまで、さまざまです。
手作りはデザインの自由度が高いので、新郎新婦の好みに合わせたスタイルを追求できる良い場となります。
席札・メニュー表の組み合わせアイデア
席札はゲスト一人ひとりに対するおもてなしの表現であり、メニュー表は料理の内容を知らせる重要なアイテムです。
この二つを一体化させる工夫をすると、さらにオリジナリティが出ます。
例えば、席札とメニューを重ねて完成させるスタイルや、オリジナル席札を作る際にゲストの名前の似顔絵を添えたり。
視覚的にも楽しめるデザインが可能です。
また、名前入りキーホルダーなど結婚式後ゲストが普段使いできるアイテムに席札をプラスするのもユニークです。
私は、プチギフトのフォンダンショコラを席札と一緒に飾りました。
席札、メニューにも工夫を凝らすことで、結婚式を「体験」として記憶にのこるものにすることができます。
手作りのペーパーアイテムは、準備には時間を要するものの、その分だけ愛情と個性が込められたものになります。
新郎新婦自身がアイデアを出し合い共同で作り上げることで、より特別な意味を持つアイテムが誕生します。
興味がある方は、一緒に作ってみることを強くオススメします!
手作りのための準備
結婚式に向けてペーパーアイテムを手作りすることは特別な思い出を作る良い方法ですが、そのためにはしっかりとした準備が必要です。
続いては、手作りに役立つ材料や道具、そしてスケジュールの立て方について詳しく見ていきます。
必要な材料と道具
ペーパーアイテムを手作りする際に必要な材料と道具についてご紹介します。
一般的に必要となるものには、紙、プリンター、そしてデザイン用の道具です。
【紙】
招待状や席次表などに使う紙は、質感や色合いがとても重要です。
クラフト紙や上質紙、和紙など、様々な種類がありますので、自分たちのテーマに合ったものを選びましょう。
用紙の厚みも要チェックです。
文具店や手芸店、紙専門店へ足を運んでみましょう!
【インク・プリンター】
自宅のプリンターで印刷を行う場合、「普通」印刷はかすれのもとですので、印刷は全て「高画質」「最高画質」で行います。
プリンターによりますが、写真用紙以外の上質紙は、用紙選択は「普通紙」で「高画質」印刷で行うとにじみが少なく印刷できると思います。
インクはたくさん消費するので、予備も用意しておきましょう。
【道具】
カッターやハサミは質の良いものを、カッターマットも百均ではなく「オルファ」など厚みも重みもしっかりあるものを使用することをおすすめします。
たくさんの数の紙をカットしますので、良いものを使用したほうがストレスがありません。
定規もカッター専用のものをご用意ください。
目盛り付きの透明の定規がおすすめです。
また、両面テープなど、補助的な道具も準備しておくと良いでしょう。
両面テープのおすすめは5mm幅です。(^ ^)
両面テープもまた、百均よりも「ナイスタック」の方が手間取りません。
特に道具をしっかりと用意することで、手作り作業がスムーズに進みます。
スケジュールの立て方
ペーパーアイテムの手作り作業を効率よく進めるためには、しっかりとしたスケジュールを立てることが重要です。
結婚式の日付を基準に逆算し、どのような流れで作業を進めていくのかを明確にしましょう。
【作業の全体像を把握】
手作りするアイテムのリストを作成し、それぞれのアイテムを作り始められるタイミングを見極めます。
例えば、招待状のデザインはいつまで、印刷はいつから、封入作業は何日間、など具体的な時間を設定し試算します。
【優先順位を付ける】
どのアイテムに最もこだわりたいか、または手間がかかるかを考え、優先順位を付けます。
手作りペーパーアイテムの完成までには、全体的なデザインの考案と具体的な情報との両方が必要です。
【下準備と入念なチェック】
手作りアイテムはデザインの考案にも時間がかかりますが、デザインを作ったのちに必要な情報を反映させるのがまた手かがかる作業です。
プランナーとの打ち合わせを進めながら、例えば席次が確定する前であってもいったん全員の席配置を作ったり、サンプルメニューであってもメニューを入力してレイアウトを作ったり、早めの下準備が鍵となります。
式場に頼むペーパーアイテムはプランナーが管理するので負担がありませんが、手作りの場合はプランナーのチェックと新郎新婦の訂正との繰り返しです。
チェック期間が長くかかることもあるため、早めの対応を心がけましょう。
【定期的な進捗チェック】
スケジュールを立てたら、定期的に進捗をチェックすることがたいせつです。
手作り作業は思っていたよりも時間がかかることがあるので、余裕を持ったスケジュールを心がけましょう。
慌てるとミスが起こりますので、招待状は発送したい時期の一週間以上前には完成、席札や席次表、メニュー表は結婚式の一週間前には完成させるよう予定しておくことをおすすめします。
これらのポイントに留意しながら手作りの準備を進めることで、効率的に作業を行うことができます!
結婚式の準備は追われるストレスばかりですが、ふたりのもとで出来上がる手作りのペーパーアイテムは、早めに取り掛かることでそのストレスを軽減するほど大きな楽しみともなります。
結婚式当日の活用法
結婚式は新郎新婦にとって特別な一日です。
その日をより印象的にしゲストとのつながりを深めるために、事前に準備したペーパーアイテムを活用します。
ペーパーアイテムは単なる装飾ではなく、結婚式のストーリーを語り、思い出を形にするものとしてたいせつな役目を果たしてくれます。
次に、結婚式当日のペーパーアイテムの配置やその活用法について詳しくお伝えします。
ペーパーアイテムの配置
結婚式当日、ペーパーアイテムをどこにどう配置するか、しっかり想像しておきましょう。
まず、式場に到着したゲストに最初に目に入るペーパーアイテムが「ウェルカムボード」です。
ウェルカムボードは、新郎新婦の代わりにゲストを歓迎してくれるもので、結婚式のテーマや雰囲気を伝え、ゲストの気持ちを盛り上げてくれます。
ウェルカムボードには、ふたりの名前や結婚式の日付を入れることでオリジナルな印象を与えられます。
席次表や席札、メニュー表は披露宴会場に入室した時のデコレーションの一部となり、結婚式全体の雰囲気を印象づけてくれます。
遠くからの目線、近付いた時の目線、それぞれをイメージしてコーディネートしましょう。
また席次表やメニュー表は食事時間や歓談の際にもご覧になる、ゲストにとって重要なアイテムです。
見た目のデザインはもちろんですが、読み取りやすく明瞭なレイアウトを心がけることで、とてもおしゃれな印象を与えることができます。
メニュー表に提供される料理について説明を加える工夫も、ゲストの期待感を高めてくれる一つのアイデアです。
席札にふたりとゲストの思い出の写真を使うのもおすすめのアイデア。
ゲストとのコミュニケーションツールとして
ペーパーアイテムは、ゲストとのコミュニケーションツールとしても大いに役立ちます。
例えば、結婚式のプログラムを用意するとゲストは式の進行を把握することができ、ただ見ているだけの結婚式よりも動きをとりやすくなります。
プログラムにセレモニーや披露宴の進行、ゲストの紹介などを盛り込み、会場一体となって楽しめる雰囲気にする工夫を凝らすこともできそうです。
フォトブースを設け、自由にゲストと交流できる時間を作るのも素敵。
ゲスト同士が自由に写真を撮れるインスタントカメラを用意して、その写真と一緒にメッセージカードなど書いてボードに貼って思い出をのこしたり、メッセージカードをタイムカプセルにするのも楽しそうです。
ゲストが結婚式に参加することを楽しみながら、結婚式の思い出を共有する素敵なアイデアです。
ペーパーアイテムはひとりひとつ用意する結婚式の中でも数少ないアイテムで、ゲストと新郎新婦を繋いでくれます。
ペーパーアイテムを通じて、新郎新婦とゲストの絆をより深め、幸せな一日をあたたかく祝ってもらうことができるでしょう。
新郎新婦のオリジナリティやあふれる想いが込められたペーパーアイテムは、ゲストにとっても特別な記憶の一部となります。
準備段階での工夫を忘れずに、結婚式当日の成功を引き寄せる手助けとして、ぜひペーパーアイテムを最大限に活用してください。
費用の節約か時間の節約か
結婚式の準備においては式場での発注や外部業者への外注などさまざまな選択肢が存在しますが、その中でも「手作りのペーパーアイテム」を選択を検討する新郎新婦さまは大変多くいらっしゃいます。
新郎新婦が自分たちのオリジナリティを反映させるために手作りペーパーアイテムの準備はとてもおすすめですが、それには同時に大変な努力が伴います。
それでは、手作りが費用の節約になる点と時間がかかってしまう点と、両面から考えてみましょう。
手作りは費用の節約になる
ペーパーアイテムを手作りするの最大の魅力の一つは、費用を大幅に抑えられることです。
結婚式のペーパーアイテムには、招待状、席次表、席札、メニュー表など多くのアイテムが含まれ、これらを式場に依頼すると数万円から十万円以上かかります。
心を込めて手作りすることで、材料費だけの費用でアイテムを作ることができます。
データを作り上げれば一気に印刷することができ、ベースが仕上がったあとは手書きのメッセージや飾り付けを施すこともできます。
こだわりとオリジナリティの詰まったペーパーアイテムをリーズナブルに用意することができ、また、既製品にはないユニークさをも持つアイテムを実現することが可能です。
ペーパーアイテムを手作りする際の大きな利点は、個性を反映させやすい点です。
新郎新婦それぞれの好みを表せるテーマや色合い、思い出の写真などを使用することで、コストを抑えつつ特別な意味を持ったアイテムを作り出すことができます。
手作りにチャレンジすることは、創造性を発揮しつつ費用を抑える方法として大変有効です。
手作りは時間がかかる
しかし、ペーパーアイテムを手作りすることは必ずしも良いことばかりではありません…
実際、手作りのペーパーアイテムは、特にいそがしい結婚式の準備の中では、想像以上に時間を要することがあります。
デザインやレイアウトを決め、必要な材料を調達し、実際に作業に取り掛かるまで、そして完成に至るまでのプロセスは想像以上に複雑です。
細部をこだわるにつれて時間はどんどん積み重なり、他の準備との両立が難しくなってしまうこともあります。
手作りが逆にストレス要因にもなりかねません。
一つのアイテムを手作りするのに数日から数週間を要し、準備にかける筈だった時間が奪われてくこともしばしば。
特に、結婚式が近づいてくると時間と気持ちとの戦いが始まりますので、早い段階で自分たちが処理できる準備量を見極めることが大変重要です。
手作りには費用を抑えることができるメリットがある一方、時間がかかってしまうデメリットも存在します。
手作りの魅力を考慮しつつ自分たちのライフスタイルや準備スケジュールに最適な選択をすることが求められます。
どちらが自分たちにとってより価値のある選択となるのか、じっくりと考えながら進めていくことが理想の結婚式を作るための一歩になります。
理想のペーパーアイテムを作る方法
結婚式は人生のたいせつなイベント。
ふたりの想いが形になったペーパーアイテムは、そのたいせつな一日を彩る思い出の一部となります。
理想のペーパーアイテムを作る方法として、「デザイナーに頼む」アプローチについてご提案します。
ふたりで手作りする利点
ペーパーアイテムをふたりで手作りすることは、結婚準備の中でとても特別な経験となります。
一つのデザインをふたりで作るというプロセスを通じて、お互いのアイデアを出し合い、イメージの方向性を探ることができます。
また、手作りアイテムならではの温かみや個性を出せる点も魅力です。
手作りであれば、招待状や席次表、メニュー表などのペーパーアイテムをふたりの思い出や趣味に基づいてデザインすることができます。
息ぴったりのデザインが出来上がった時の喜びは、どんなデザイナーにも味わえない特別な瞬間です。
手作りする際の注意点としては、「時間の確保」と「スケジュール管理」です。
結婚式当日が迫る中での準備はストレスになるので、初めにどのくらいの時間をかけるかを決め、段階的に進めることをおすすめします。
材料の購入までの過程も、下見から試作、本仕入れまでの段階があります。
必要な材料や道具を事前にリストアップし計画的に考えることで、結婚式の準備全体をスムーズに進めることができます。
ペーパーアイテムをデザイナーに頼む利点
「ペーパーアイテムを手作りする方法」の延長線上に、ぜひ「デザイナーにペーパーアイテムの制作を依頼する」こともご検討ください。
「式場に頼む」「印刷会社に外注する」の二つの選択肢だと、既存のアイテムから好きなものを探すことになってしまいます。
ペーパーアイテムを手作りしたいと考える新郎新婦さまには、「既存のアイテムから選ぶ」方法は合わないのではないでしょうか。
場合によっては、好みの合うデザイナーに依頼することで、時間を節約しスムーズに準備を進めるという選択肢も良いのではないかと思います。
私は、理想のペーパーアイテムを実現する方法として、「ふたりの理想を伝えオリジナルのペーパーアイテムをデザイナーに具現化してもらう」方法をおすすめしています。
専門家の手によって作られるデザインは、美しさやクオリティが高く、洗練された仕上がりが期待できます。
特に毎日がいそがしい新郎新婦さまは、作りたいデザインの理想があってもデザインを作る時間がとれないもの。
専門家にお願いすることで時間の節約が可能です。
私はウェディングプランナーでもあり豊富な経験も持ち合わせていますので、トレンドやアイデアの相談にも乗ることができます。
ふたりの希望を伺い具体的なイメージの話し合いを経て、理想のペーパーアイテムが実現します。
ただ、ペーパーアイテムを手作りする点と比べたデメリットは、コストがかかることです。
専門家にお願いする分、手作りに比べ予算かけていただく必要があります。
私は幸せなことにたくさんの新郎新婦さまから信頼していただくことができており、色味や雰囲気、結婚式のイメージをお聞きして「おまかせ」のパターンもたくさんあります。
また、招待状準備からお話を進めていくにつれてふたりの好みも手に取るように感じられるようになり、ふたりが考える以上にぴったりなアイテムをご提案できたこともありました。
大変嬉しいことに担当プランナーよりも深い関係を築けたのではないかと思えるほどのシーンもあります。
結婚式が結んでから報告のメールや当日の写真も送ってくださる新郎新婦さまも多く、ふたりのご希望に応えられた証拠に違いないととても嬉しく感じています。
ふたりでペーパーアイテムを手作りして、コストを抑えオリジナリティを実現できるのが最善の方法です。
ただ、タイムパフォーマンスを考えると、デザイナーに依頼する方法にもメリットがあります。
たいせつなのは、新郎新婦が自分たちの結婚式に込めたい気持ちを理解し、どちらが自分たちにとって理想的な選択かを考えることだと思います。
結婚式のどこにどのくらい予算をかけるのか。
とても難しい問題ですが、じっくりとふたりで話し合い、心も満足な最善の方法を見つけてくださいね。
「手作りしたいペーパーアイテムをデザイナーに頼む」という選択が、その方法の一つになれますと幸いです。
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関連情報
ウェディングデザイナーが届けるオーダーメイドのペーパーアイテム | 歌の音
”ふたりのウェディングをデザインする”
をコンセプトに
結婚式・披露宴に必須な招待状や席次表
席札、メニュー表など
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