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【紙招待状の復活!】人気だったweb招待状が減少傾向、紙招待状の良さが再燃中!

 

ペーパーレス化が進む現代。

 

 

携帯電話を持つ方の中でのスマホの所持率は97%ともなっているそうです。(2024年春)

 

 

結婚式にもペーパーレス化の波はやってきて、特にコロナ禍では人から人に渡る「実物」を避けていたため紙の招待状は極力控えられました。

 

 

紙招待状の代わりにweb招待状が人気を集め、2023年も紙招待状とweb招待状併用のオーダーが多くありました。

 

 

しかし2024年、コロナ禍が明けしばらく経ち、今また紙招待状を選ぶ新郎新婦さまが増えています!

 

 

今回は、あらためて見直されている「紙招待状の良さ」をお伝えしていきたいと思います♡

 

 

 

 

招待状に必要なもの

 

 

まずは、招待状に必要な項目をおさらいしましょう。

 

 

招待状には必須のご案内内容がいくつかあります。

 

 

 

 

挨拶文

 

 

招待状に必ず必要となるご案内内容の1つめは、「挨拶文」

 

 

招待状

 

 

招待状の差出人(新郎新婦のこともあれば、ご両親のこともあります)からのご挨拶です。

 

 

文面は「謹啓」から始まり、季節のご挨拶、本文、「謹言」にて結びます。

 

 

季節のご挨拶は「季節の候」と表記する漢語もありますし、日本語らしくやわらかい季節の表現をする「口語」もあります。

 

 

世間では「謹啓」の結びが「謹白」の招待状文例が多いのですが、結婚式では「白」紙にならぬようと言われますので「謹言」をおすすめしています。

 

 

最近は結婚式のスタイルが多様化しているので、オーダーの際お話し合いしながらもっとメッセージ性のあるご挨拶文を一緒に考えたこともありました。(^ ^)

 

 

挨拶文の注意点は、話し言葉で使いがちな「ればと思います(存じます)」「れば幸いです」などの「れば」からの短縮言葉です。

 

 

「していただけますと幸いです」「過ごせますと幸いです」など、短縮しないようにしましょう。

 

 

また、丁寧に表現したい気持ちから「いただく」や「存じます」が複数重なってしまうこともあります。

 

 

「いたしたく」も「したく」で充分で、過剰な表現もかえって繋がりがよくありませんので気をつけてくださいね。

 

 

 

 

日時のご案内

 

 

続いて、招待状に必ず必要となるご案内内容の2つめは、「日時のご案内」です。

 

 

招待状

 

 

結婚式開催日、受付時間、挙式時間、披露宴時間、開催場所、当日の集合時間と招待状の返信期日を記載しています。

 

 

文面の注意点は、2つ。

 

 

ゲストは「挙式に参列する」と表現することもありますが、新郎新婦からは「列席」と表現します。

 

 

また、返信のお願いについて、「返信はがき」の文言は「返」がよくありませんので使いません。

 

 

「ご都合のほどを」とありますが、同じ意味ですが「出欠を」は、「欠ける」ので使いません。

 

 

返信の「御出席」「御欠席」は仕方ないですが…

 

 

「欠ける」の多用は避けましょう。

 

 

日時のご案内も「お願い申し上げます」を重ねがちです。

 

 

一面に同じ表現が重ならないよう気をつけた方がより良く仕上がります。

 

 

 

 

 

付箋(リクエストカード)

 

 

招待状に必要となるご案内内容の3つめは、「付箋」です。

 

 

招待状

 

 

「付箋」とは、披露宴中の乾杯の御発声のお願いやご祝辞のお願い、受付係のお願いなど個人的なご案内を補足するためのカードです。

 

 

注意点は、付箋も文面に「お願い申し上げます」を重ねがちなことです。

 

 

個人的なお願いをする方がいらっしゃらない場合や、招待状発送時に決められず事前にお願いできていない場合は、同封しなくても構いません。

 

 

 

 

返信

 

 

招待状に必要となるご案内内容の4つめは、「返信」

 

 

返信葉書用封筒

 

 

ゲストのご出席の都合と住所、氏名の確認をするためのカードです。

 

 

食物アレルギーについての質問と回答のお願いなどを追記する場合も多くあります。

 

 

返信にて、招待状をお送りした住所から転居や表記違いはないか、氏名の漢字に間違いはないか、を確認することができます。

 

 

ただ、最近は出席できるとの回答を受け取っている方にのみ招待状をお送りする場合が多く、返信を省略する方も増えてきています。

 

 

 

 

 

差出封筒

 

 

招待状に必ず必要となるご案内内容の5つめは、「差出封筒」です

 

 

招待状

 

 

「差出封筒」は、招待状のカード類を揃えて封入する封筒です。

 

 

結婚式に家族で列席していただきたい場合、招待状の宛先に世帯主〜お子様名まで全員のお名前を記載します。

 

 

返信の際も、ご家族のうち招待したい方全員のお名前があるか確認しましょう。

 

 

ご家族でお住まいのお宅へ招待状を出す場合に世帯主のみのみの名前の記載だと、「世帯主様のみを招待したい」という招待状になります。

 

 

ご家族で招待したいけれど家族全員のお名前がわからずご本人に伺うこともはばかられる場合は、「世帯主様 御家族様」宛に差し出します。

 

 

 

 

web招待状にあって紙招待状にないもの

 

 

紙招待状とweb招待状にはそれぞれ良い点があります。

 

 

では、web招待状にあって紙招待状にないものとは何でしょうか、考えてみましょう!

 

 

 

写真やモーションの素敵ビジュアル

 

 

web招待状にあって紙招待状にないもの、1つめは、ビジュアル。

 

 

web招待状の良い点はなんといっても写真を載せられること。

 

 

なおかつモーション付きのweb招待状も多く、躍動感も感じられます。

 

 

自分の手で画面をスクロールするわくわく感もありますね。

 

 

 

 

手軽さ

 

 

web招待状は、新郎新婦にとってもゲストにとっても手軽さがあります。

 

 

送信するのもLINEやメールなどいつもの連絡先にリンクを送ればOKです。

 

 

ゲストも、送ってくれたリンクから住所氏名などを入力して送信すれば、簡単に回答できます。

 

 

 

いつでもスマホで確認できる

 

 

web招待状はリンクをスマホで確認できるため、いつでも再確認することができます。

 

 

ただ、web招待状が送られてきてから結婚式当日まで2ヶ月ほどの期間がありますので、リンクをスマホの中のわかりやすい場所に保存しておかないと見つからなくなってしまいます。

 

 

最近のweb招待状にはリマインド機能もあるようです。

 

 

 

 

 

紙招待状にあってweb招待状にないもの

 

 

紙招待状にあってweb招待状にないものはたくさんあります。

 

 

web招待状は手軽でおしゃれ、今時で時代に合っていますが、結婚式の招待状としては簡易的なものでしかありません。

 

 

 

紙の質感

 

 

紙招待状は、デジタルにはない「質感」があります。

 

 

紙の質感や色合わせ、文字の印字、カードをめくる感覚など、さらっと読んでしまえるweb招待状とは異なる「深さ」があります。

 

 

丁寧に書かないと!と緊張する返信も、列席するゲストが想いを込めて書いてくださっています。

 

 

ゲストからの手書きの返信は、ふたりにとっての宝物となります。

 

 

 

 

人の手の温かみ

 

 

紙招待状でしか感じられないものとして「人の手の温かみ」も挙げられます。

 

 

紙媒体の招待状は、何度も何度も見かえせるものになってくれます。

 

 

紙招待状には、構成の組み方や表現など新郎新婦らしさが伝わる点が随所に詰まっています。

 

 

 

 

ふたりの気持ちが伝わる

 

 

紙招待状が持つ「ぬくもり」は、ふたりの「想い」も運んでくれます。

 

 

ふたりで協力して一生懸命準備して仕上げて1通ずつ封をして、切手を貼って郵便局へ持って行く。

 

 

そのひとつひとつの動作から、ゲストへのおもてなしは始まります。

 

 

アナログならではのわくわく感や返信時期に郵便ポストをのぞくドキドキは、とても特別でなかなか体感し難い貴重な経験です。

 

 

 

 

実物で再確認できる

 

 

デジタルに慣れた方は良いのですが、扱いに慣れない方はweb招待状は不便に感じることがあります。

 

 

年齢の若い方なら大丈夫、と思うかもしれませんが、若い方こそ結婚式の列席経験が少なく、回答はこれで良いのかと戸惑うものです。

 

 

web招待状はスマホの中のリンクをいつでも見直せますが時にリンクが見つからなくなることがあったり、式場についての欲しい情報に辿り着けなかったり…

 

 

結果的にはやはり、「1枚ずつの日時のご案内や地図のある紙招待状の方が便利」と言えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

紙招待状でありながらweb招待状のいいとこどり!

 

 

紙招待状、web招待状、それぞれの良いところを組み合わせた招待状の作り方もあります!

 

 

紙招待状の良いところは「実物」が届くところ。

 

 

web招待状の良いところは、開いた瞬間に目に飛び込んでくるビジュアルと気軽さ、管理が簡単なところです。

 

 

紙招待状とweb招待状の良いところを組み合わせた招待状の作り方をご紹介しますね!

 

 

 

 

日時のカードに開催場所のQRコードリンクを入れる

 

 

最近、招待状に入れる会場地図の代わりに、会場のURLをQRコード化したリンクを記載することが増えてきました!

 

 

紙の地図は会場までタクシー移動するときなどに運転手さんに見せるためにも便利です。

 

 

徒歩移動の場合はGoogleマップなどで目的地を設定すると経路や所要時間も出してくれますので、スマホの地図アプリを使うことも多いのではないでしょうか。

 

 

そんな時、招待状に同封した日時のカードに「会場のアクセスマップURLにリンクしたQRコード」を記載してあるととても便利です!

 

 

招待状

 

 

 

 

返信はweb招待状やGoogleフォームで

 

 

紙招待状の返信をweb返信で!という方法もあります。

 

 

web招待状はQRコード化することができますので、返信はがきの代わりにQRコードのカードをお作りすることも多くあります。

 

 

返信QRコード

 

 

また、web招待状サービスを利用しなくても、Googleフォームを使って出欠確認のアンケートととることもできます。

 

 

紙招待状の実物がありながら、返信はwebで簡単に。

 

 

 

 

 

紙招待状にふたりの写真でビジュアルをプラス

 

 

紙招待状でも、ふたりの写真を封入することができます◎

 

 

フォトカードを作ったり、ゲストカードにふたりの写真を使用したり、思い思いのオーダー例がありました。(^ ^)

 

 

招待状

 

招待状・ゲストカード

 

ゲストカード

 

 

 

 

紙招待状を心からおすすめします

 

 

もうすぐ、郵便切手の金額が値上がりします。

 

 

結婚式の招待状には差出用と返信用の切手が必要なので、1通あたり数十円で総予算が大きく変わります。

 

 

そんな中ですが、一生に一度しか経験できない結婚式のスタートとなる「招待状」を、是非こだわって準備していただきたいと思います。

 

 

ゲストの手元に届く実物の招待状には、封をきる瞬間から1枚1枚目を通し返信を書き込むまで、一連の「想い」が詰まっています。

 

 

そうした想いをつないでふたりのもとへと知らせが届く…

 

 

現代は手紙をやりとりする機会が激減しましたが、紙や直筆の温かさはそれにしかない力が宿っていると思いませんか。

 

 

ふたりでつくりあげた招待状を手に取ってくださった時、結婚への喜びと未来への期待がきっと、ゲストのもとへ伝わるでしょう。(^ ^)

 

 

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