【上手な式場探しの方法】効率的な式場選びのコツ&予算設定のポイント解説!
結婚式を挙げることを決めたおふたり。
次は結婚式を挙げる場所探しですね!
今回は、「式場の探し方」を深掘りします*
ふたりにぴったりな結婚式の探し方が見つかるよう、多角的な視点でお話ししたいと思います。
まずは、最重要!ふたりの結婚式のビジョンを明確にして共通のテーマやスタイルを見つけることについて。
予算設定や立地の選び方なども具体的に確認しましょう。
元会場所属ウェディングプランナーとして、式場見学に行ったときの注意点も詳しく解説します☆
なんとなく&とりあえず式場見学に行くのは時間の無駄になってしまう場合も…!?
この記事との出会いで、ふたりにとって最適な結婚式場を見つけるお手伝いができますと幸いです。
ファーストステップ!結婚式のビジョンを明確にする
結婚式はふたりの人生の新しいスタートを祝うたいせつなイベントです。
結婚式を思い描く前に、ふたりの結婚生活の始まりに対するビジョンを明確にすることが非常に重要!
「当たり前」や「普通はこう」で済まさずにあらためてふたりで話し合うことによって、結婚してから周囲に報告するための手順や、新生活、結婚式についての方向性が決まり、準備がスムーズに進みます。
まずは、ふたりが結婚&結婚式に求めるものをリストアップして共通のテーマやスタイルを見つけ、ゆずれないこだわりについて整理していく方法について詳しく説明します。
結婚式に求めるものをリストアップ
ふたりが「結婚」に求めるものをリストアップしましょう。
まず、それぞれが理想としている「結婚」の要素を紙に書き出してみてください。
そこには、「結婚式を挙げるかどうか」も含まれるかもしれません。
具体的には、結婚式を挙げる意味から、結婚式を挙げるなら列席して欲しい人、結婚式の雰囲気、挙式のスタイル(宗教式、シビル式、人前式など)、食事の種類、エンターテインメント、デコレーションなど多岐にわたります。
フォーマルな式、カジュアルな式、伝統的な式、新しいスタイルの式など、どんな雰囲気を重視しているのかも考えます。
このリストアップの作業は、以降の計画を進める上での基盤&原点となります。
ふたり共通のテーマやスタイルを見つける
リストアップができたら、「結婚式」に於いて、夫婦それぞれの求めるものの中からふたりの共通点を探してみてください。
例えば、ふたりとも自然が好きならば、緑に囲まれた場所でのウェディングが良いかもしれません。
海辺のロマンチックな雰囲気が好きならば、海沿いの場所で行うウェディングが考えられます。
映画や音楽、旅行など、ふたりの共通の趣味や興味をテーマにしても楽しい結婚式になりそうです。
ふたりにとっての思い出の場所はありませんか。
親御様が結婚式をした場所も素敵ですね!
テーマやスタイルを整理することで、結婚式全体に一貫性が生まれゲストにも伝わりやすくなります。
何より目標となるビジョンが見えて、そのテーマやスタイルは「ふたりの合言葉」となるでしょう。(^ ^)
ゆずれないこと、こだわりを整理する
そして、ふたりが絶対に譲れないポイントやこだわりを明確にしていきましょう。
これは、お互いの要望を尊重しつつ現実的な計画を立てるためにとても重要です。
例えば、特定の日取り、特定の場所、特定の料理やドリンク、特定のコーディネートイメージなどです。
これらのこだわりを優先順位をつけてリストにしておくと、とても役に立ちます。
また、それが原因で予算がオーバーする場合でも、優先順位を参考に優先度の低いものから調整することでブレずに理想を叶えることができます。
結婚式のビジョンを明確にすることにより、ふたりの思いが具体的な形となり、実現への道筋が見えてきます。
これからの結婚式の準備が楽しく、充実したものになるための一歩をここで踏み出してくださいね!
ふたりで話し合いながら進めるこのプロセスが、結婚式をより特別なものにしてくれるはずです。
立地の相談
結婚式を計画する際に最初に考慮すべき重要な要素の一つが「立地」です。
立地はゲストの利便性にも直結するため、慎重に選択をすることをおすすめします。
続いては、立地の選定に関連する二つの視点、ゲストの集まりやすさとふたりの思い出や好きを重視する方法について詳しく説明します。
ふたりの思い出や好きを重視する
結婚式の立地選びはふたりの思い出や好みを反映する重要な要素です。
ふたりの共通の思い出の場所や、デートで訪れた思い出深い場所を選ぶことで、結婚式がさらに特別なものになります。
例えば、初めて会った場所やプロポーズの場所で結婚式を行うことはとてもロマンチックで、そのエピソードとともにゲストもその空間を体感することができあたたかな気持ちになることでしょう。
また、ふたりの趣味や好みに合わせた場所を選ぶのも一つの方法です。
アウトドアが好きなカップルなら、自然豊かなガーデンウェディングや山間でのリゾートウェディングがオススメです。
一方、美術館や歴史的建造物好きなカップルには、そのようなテーマに沿った場所が良いかもしれません。
ふたりの個性を反映した特別な空間での結婚式は、一生の思い出となります。
また、国内外のリゾート地での結婚式も人気があります。
海外のビーチリゾートや、日本国内の温泉地など、旅行を兼ねた結婚式はゲストにも新鮮な体験となるため、とても魅力的。
リゾートウェディングは、リラックスした雰囲気の中で、家族や友人と特別な時間を過ごすことができます。
ただ、立地を選ぶ際には新郎新婦の希望とゲストの利便性をバランスよく考慮することが重要になってきます。
ゲストの集まりやすさを考慮する
結婚式は、新郎新婦だけでなくゲストも含め全員で行うものです。
新郎新婦の希望地のほか、ゲストがアクセスしやすい場所を選ぶことも重要です。
交通の便が良い場所や、宿泊施設が充実している地域を候補に挙げるのも良いでしょう。
例えば、駅に近い会場や主要な道路沿いに位置する会場は、ゲストにとって交通手段の負担が少なく参加しやすくなります。
また、遠方から招待するゲストがいる場合は、空港からのアクセスも考慮します。
空港からのシャトルバスが通る場所や、広範囲の交通網が整備されている立地を選ぶことで、遠方からのゲストも参加しやすくなります。
観光シーズンの繁忙期を避けて日程を設定すると、宿泊施設の混雑や交通の混乱を防ぐこともできます。
集合する時間に無理はないか、帰宅時間に無理はないかを考えて時間設定を行うことも重要。
ゲストの集まりやすさを考慮することで、ゲスト全員が心地よく過ごせる結婚式を実現することができます。
ふたりの思い出や好きを反映しながら、ゲスト全員が気持ちよく参加できる結婚式を実現するためには、双方にとって最適な立地選びがキーポイント。
結婚式の立地を決める際には、時間をかけて慎重に話し合うことがおすすめです。
結婚式を挙げる場所の種類と特徴
結婚式を挙げることができる場所はたくさん存在します。
それぞれの会場には独自の利点と注意点があり、ふたりのビジョンに最も合うタイプを選ぶことが重要です。
以下では、代表的な結婚式のタイプについて詳しく説明します。
ホテルウェディングの利点と注意点
ホテルウェディングは、設備とサービスが充実している点で人気があります。
ホテルは、挙式や披露宴だけでなく、宿泊施設も併設されているため、遠方からのゲストにも便利です。
また、プロフェッショナルなスタッフが常にサポートしてくれるため、スムーズな進行が保証されます。
ただ、ホテルウェディングには高額な費用が伴います。
多くのホテルがパッケージプランのウェディングであり、自由度が限られることがあります。
自分たちの個性を反映させたい場合、この点がデメリットとなることもあります。
結婚式場の利点と注意点
結婚式場は、結婚式のためにある施設です。
広いお庭があったりプールがあったり、時間帯貸切や一日貸切の式場もあります。
緑豊かなガーデンウェディングは、自然の中での挙式を夢見るカップルにとって理想的。
美しい風景や花々に囲まれて行うセレモニーは、フォトジェニックでロマンチックな雰囲気を演出します。
また、アウトドアの開放感があり、ゲストもリラックスして楽しむことができます。
ホテルに比べると施設が小さく館内の作りも複雑ではないため、迷うこともなさそうです。
ただ最近では立派な結婚式場も多く、費用もホテルと同様、高額になってきています。
ホテルもしかり、プランニングにある程度の決まりが存在することも多く、自由度がそう高くない場合もあります。
レストランウェディングの特徴と選び方
ホテルや結婚式場よりこじんまりと。
レストランウェディングという選択肢もあります。
レストランウェディングは、美味しい料理とアットホームな雰囲気を求める新郎新婦さまに適しています。
お気に入りのレストランで結婚式を挙げることで、ゲストにも喜ばれる美食のひと時を提供することができます。
また、レストランの個性的な内装やデザインを活かした、オリジナリティ溢れるウェディングが可能です。
料理のメニューやアレンジについて、シェフと細かく打ち合わせを行い、ふたりのスタイルに合ったメニューを作り上げることができます。
レストランウェディングを選ぶ際は、収容人数や設備を確認し、挙式と披露宴を理想通り進行できるかどうかをチェックしましょう。
また、事前にレストランの貸切りが可能かどうかも確認することが重要です。
神社や寺院、教会での結婚式
ホテル、結婚式場、レストランという選択肢は「披露宴」が伴う結婚式の場合。
「挙式」に関しては神社や寺院、教会での結婚式という選択もあります。
結婚式は「挙式」と「披露宴」から成り立ち、「挙式&披露宴」でも「挙式」のみでも「披露宴」のみでも結婚式です。
「挙式」を神社や教会で行い、「披露宴」を別の場所で行うという選択もとてもおすすめです!!
リゾートウェディングの候補と選び方
リゾートウェディングは、国内外の美しいリゾート地で結婚式を挙げるスタイルです。
リゾートの美しい風景や豪華な施設を背景に、特別な思い出を作ることができます。
人気のリゾート地としては、ハワイやバリ、沖縄、北海道、軽井沢などが挙げられます。
リゾートウェディングを成功させるためには、信頼できる現地のウェディングコーディネーターを選ぶことが重要です。
打ち合わせや相談は現地まで赴かず、支部で行うことができます。
旅行と結婚式を兼ねるため、ゲストの旅行費用や宿泊費も考慮する必要があります。
さらに、リゾート地の文化や習慣に配慮し、円滑なコミュニケーションを心がけることがたいせつです。
予算設定の重要性
結婚式を計画する際、予算の設定も重要な事柄の一つです。
結婚式は人生の一大イベントであるため、こだわると費用は膨らみがち。
しかし、予算をしっかりと設定し管理することで、理想の結婚式を現実にすることができます。
また、予算の設定には事前の情報収集が必要であり、計画的に進めることが大切です。
初めに知っておくべき費用項目
結婚式の予算を設定する前に、まずどのような費用項目があるのかを把握しておくことが必要です。
主な費用項目としては、会場使用費、料理や飲み物、装飾、写真撮影、ビデオ撮影、音楽、引出物、衣装、ヘアメイク、司会、招待状や席次表、リングピローなどの小物類などがあります。
ほかには、ゲストの交通手段や宿泊費用、祝辞乾杯のお礼なども考慮に入れておきましょう。
これらの項目ごとに予算を組み立てることで、全体の費用の見通しが立ちやすくなります。
効率的な予算管理の方法
効率的な予算管理の方法として、まずは予算枠を明確にすることが重要です。
具体的な金額を設定し、その範囲内で計画を立てていきます。
支出を記録するためのツールを活用しましょう。
エクセルなどのスプレッドシートや、専用のアプリを使用すると便利です。
これにより、どの項目にいくら使ったかを把握しやすくなります。
また、優先順位をつけることもたいせつです。
どの項目に重点を置くかを事前に話し合い、重要度の高い項目には多くの予算を配分し、そうでない項目には節約を心がけます。
結婚式予算の組み方
では、結婚式予算の組み方について解説します。
予算の組み方のポイントをみていきましょう!
予算① ご祝儀
結婚式の予算は、ご祝儀分と自己負担が組み合わさっています。
まずはご祝儀についてみていきましょう。
現在、多くの方が列席するゲストから「ご祝儀」を頂戴して結婚式を行なっています。
ご祝儀は上司や親戚など関係性により差はありますが、延べお一人あたり3万円頂戴すると考えて全体予算を見るのが良いと思います。
60名の披露宴であれば180万円ほどがゲストから頂戴するご祝儀となります。
このご祝儀はおもてなし要素としてお返しするものです。
料理、飲み物、引出物などゲストへのおもてなしとして使用します。
予算② 自己負担
「結婚式にはお金がかかる」と言いますが、ご祝儀を頂戴する結婚式であれば、最低限必要なおおよその内容はゲストが出してくださいます。
料理、飲み物、引出物、会場費、最低限の装花はご祝儀予算の範囲内に入るのではないでしょうか。
挙式は基本的にふたりのためのものですから、ふたりで費用を出すものと考えるのが理にかなっています。
そして挙式の際にはそれなりの衣装が必要、普段着ない衣装を着る場合は着付けが必要です。
これらは本来は自己負担すべき項目ですが、私が勤務していた結婚式の会場では上記はご祝儀分でほぼ満たされていました。
式場により基本的な価格が異なるため、同じではないかもしれません。
しかし、そうであっても結婚式の費用のうちかなりの項目をゲストのご祝儀から出していただいていることがわかります。
結婚式に最低限必要な項目のほかとなる、お色直しや写真撮影、ビデオ撮影などの新郎新婦にとってのこだわり部分は自己負担の予算として計画していきます。
結婚式は総費用が大きいですが、2つの予算があると考えると計画しやすくなるのではないでしょうか。
予算の調べ方
2種の予算があることを知った上で、結婚式費用の相場を調べましょう。
「ゼクシィ」を買ってみるもよし、ネット検索で地域別に探すもよし。
口コミサイトや式場の公式サイトから簡単な見積書をチェックすることもできます。
調べるだけではわからないことは、会場見学の予約前にメールや電話で問い合わせをして式場の対応を確認するのも効率的です。
結婚式場選びで知っておくべきこと
結婚を決めたふたりにとって、結婚式は一生に一度のたいせつなイベントです。
ただ多くの選択肢があり、どのスタイルが最適かを決めるのは容易ではありません。
続いて、結婚式場での結婚式、フリーランスのウェディングプランナーにプロデュースを頼む場合それぞれの利点と注意点を詳しく解説します。
結婚式場で結婚式を挙げる利点
結婚式場での結婚式は、施設の充実と一貫したサービスが魅力です。
多くの結婚式場には、式場専属のプランナーがおり、当日従事するヘアメイクや衣装、カメラマン、司会者、料理やドリンクなど様々なアイテム手配をトータルでサポートしてくれます。
設備も整っており、人手も多くオペレーションにもしっかりと決まりがあり安心感があります。
結婚式場で結婚式を挙げる注意点
結婚式場ごとの特色も影響して最低限の必要項目がありふたりにとって不要でも選ばないとならない場合があったり、ウェディングプランに決まりがありフレキシブルではなかったり、ふたりの希望をすべて反映するのが難しい場合もあります。
何にしても規模が大きく選びたいサービスが標準設定以外の場合には予算が大幅に膨らむこともあるため、事前にふたりの希望をしっかりと精査して見積もりを確認することが重要です。
結婚式場のウェディングプランナーは選べない
結婚式場には会場所属のウェディングプランナーが在籍しています。
所属するウェディングプランナーのリストやそれぞれの特色がわかる資料がある会場はまず無いため、対応するウェディングプランナーを選ぶことはできません。
見学時にフィーリングが合うかどうかは「運」、フィーリングが合えば「縁」と言って過言ではありません。
とは言っても、式場見学時のウェディングプランナーが必ずしも結婚式当日までの担当者とは限りません。
式場によっては「見学担当」と「打ち合わせ担当」と担当グループがあることも多いのです。
中には初めの打ち合わせから数度の打ち合わせ、最終の打ち合わせまで、毎度同じ担当者とは限らない式場やホテルもあるようです。
また、最近では式場探しが結婚式の1年から2年前の方も多いよう。
式場決定から結婚式当日まで長い期間がある場合は、対応したウェディングプランナーの私生活の都合もあり担当者が変更になることも少なくありません。
ウェディングプランナーと言えば「ひとりのプランナーがふたり専属」というイメージが強いですが、都度担当者が変わることが悪いことではありませんので安心してくださいね!
式場の教育や方針がしっかりしていれば、プランナーに個性はあれどお仕事の質に差はありません。
ウェディングプランナーも重要ですが、式場の雰囲気こそしっかりと見ておくことをおすすめします 。
打ち合わせごとに担当者が変わるのはきっと、たくさんのウェディングプランナーが新郎新婦さまと関わり、かつしっかりとネットワークで繋がることができているからだと思います。
結婚式当日にふたりのために動くスタッフは担当ウェディングプランナーだけではありませんし、担当ウェディングプランナーだけで結婚式はできません。
フリーランスウェディングプランナーにプロディースを頼む利点と注意点
フリーランスのウェディングプランナーにプロデュースを頼むことで、より個性的でふたりらしい結婚式を実現することができます。
フリーランスのプランナーは、大手結婚式場に縛られず、幅広いネットワークと柔軟な対応をしてくれます。
オリジナルの世界観を表現するような、ユニークなアイデアを取り入れた結婚式を実現することができるでしょう。
ただ、プランナー選びが重要なポイントとなります。
信頼できるプランナーを見つけるためには過去の実績や口コミをよく確認し、数回の打ち合わせを経て信頼感が築けるかをチェックする必要があります。
また、フリーランスのプランナーに依頼する場合、結婚式場のような大規模な組織的サポートがないため、各自での手続きや準備が増えることも理解しておく必要があります。
面倒でもありますが、その点は自由度とも言えそうですね。
式場探しはいつから?
式場探しはみんないつごろ始めているのか、気になりますよね!
式場探しを始めるタイミング
式場探しを始めるタイミングは、ふたりの結婚の意思が固まり、両家にご挨拶をして両家の顔合わせを行ってからがベストです!
ふたりの結婚とは言え、両親との繋がり、両家の繋がり、親戚との繋がりは一生続くたいせつなものです。
結婚式場探しを始めていてもOKかと思いますが、決定するのは両家に挨拶を済ませ、そののちの方向性を両家で確認してからにしましょう!
結婚式の準備期間
結婚式準備は大変そう。
何年も前から計画していないと間に合わないような気持ちになりますよね。
実は、結婚式は半年(6ヶ月)の期間があれば充分に準備できます◎
結婚式の日程を早くから予約していても、実際に打ち合わせが始まるのは早くて結婚式の4ヶ月前。
式場と契約してから衣装選びやロケーションフォトなどはあるかもしれませんが、結婚式当日に向けての準備は4ヶ月前ごろです。
待機期間が長いからと言って良いことばかりではなく、できる準備も少なくて長〜い待ち時間となってしまうこともしばしば。
結婚式の日程を決めて勢いよく動き始める一番良いタイミングは、半年(6ヶ月)前だと思います。
鉄は熱いうちに打て、と言いますよね!(^ ^)
結婚式場に見学に行く前に
さて、実際に式場を選ぶにあたり、施設の見学と概要の相談のため、実際に式場を「式場見学」のため訪問します。
続いては、元会場所属のウェディングプランナーの経験をもとに、失敗しない式場見学の進め方、お伝えします!!
ふたりの希望の整理
冒頭でもお話ししましたが、悩んだ時、困った時に立ちかえるべき「原点」を見つけておいてください。
結婚式準備は初めて聞くことばかり、初めて接する場面ばかりで、どんな方でも困惑します。
次から次に決めないとならないことがおとずれ、選ぶものにはお金がかかり、混乱していくこともしばしば。
そんな時にとても重要なのが「ふたりの合言葉」です。
式場探しの最中にも、テーマやスタイル、コンセプトに立ちかえり、「本当に私たちにあっているか」を吟味できるように心がけてください。
ふたりのこだわりを整理して会場に伝える
具体的な準備として、見学前にふたりの結婚式に対するこだわりや希望を明確にしておきます。
結婚式のスタイルやテーマ、どんな雰囲気にしたいのか、どのようなゲストを迎えたいのか、具体的なイメージを共有しましょう。
頭の中のイメージに頼るより、メモなどで視覚的にチェックできるツールを用意しておくことをおすすめします。
式場ごとの特徴のピックアップ、ふたりの希望とマッチしている度合いのチェック、質問事項や確認事項もメモにのこしておくと聞きわすれを防げます。
事前にきちんと準備して、式場見学の際にその希望をプランナーに漏れなく伝えることが肝心です。
プランナーに具体的な要望を伝え対応を確認することで、式場が提供するサービスや設備が自分たちの希望に合致しているかどうかを確認することができます。
結婚式場の下調べをする
式場見学には、館内見学から内容の相談、希望に合わせた見積もり作成、意思確認まで短くて3時間ほどかかります。
1件の見学にとても時間がかかりますので、来訪前にきちんと下調べして、時間をかけて見に行きたい会場とちょっと気になる会場と精査することをおすすめします。
式場見学前に問い合わせをするのもおすすめ。
メールでも電話でもOKですが、その式場の対応の仕方の確認にもなります。
その際、人数と希望時期を伝えるとお話しはスムーズです。
遠慮なくふたりの希望する結婚式について相談してみてください。
ただ1点、日程の空きは常に変化しますので回答してもらえない(できない)ことが多いので注意してくださいね。
即決はしない
とても重要なことです。
式場見学時、ほとんどの会場・ウェディングプランナーが即日決定を迫ってきます。
即決できるなら値引きができるプランを提案されることもあるかもしれません。
本当に気に入っていて「ここしかない!」とふたりで意思確認できるなら良いでしょう。
でも、新郎新婦どちらかでも持ち帰って相談したいと感じるなら即決はすべきではありません。
即決そのものが、本来は結婚式を挙げる場所を決めるにあたり相応しいことではありません。
ご両親には日程も場所も時間も伝えられていますか?
慌てて電話で伝えてOKできるような事柄ですか?
盛り上がった気持ちだけで決定するのは良いことではありません。
見積書に入れわすれた項目があったら?
ゲスト人数が微妙に違っていたとしたら?
即決条件により人数の変化で値引きが適用されなくなったり、のちのちやはり必要ないと考えたものが必ずついてくるものであったり購入することが値引き条件であったり。
慌てて決めて、良いことはあまりないと思うのです。
そして、「即決でなければ値引きはできない」などと言う結婚式場は信頼できますか?
ほかの式場には行かせずに即決させたいのは、式場・プランナーの都合です。
「ふたりでしっかり話し合って、ご両親にも紹介して、心が決まってからまた来てださい」と言ってくれる新郎新婦思いな式場・プランナーに出会ってほしいと願います。
式場同士の相見積もりをとる
複数の式場を見学し、相見積もりを取ることが重要です。
異なる式場の価格やサービスを比較することで、自分たちの予算や希望に最も適した式場を見つけることができます。
見積もりを比較する際には、料金内訳や含まれるサービスの詳細をしっかりと理解することが必要です。
式場によって含まれるアイテムやサービス内容が異なるため、注意深く確認しましょう。
状況によってはそれぞれの式場に相見積もりを提示するのも悪いことではありません。
むしろウェディングプランナーは、式場同士がどう比較されているのか、漏れはないか、違いがどこかを詳しく見ることができますので、相見積もりについての相談はふたりにとってとても参考になると思います。
正直なところ、どの式場で結婚式を挙げても最終着地点の総額に大差はありません。
ただ、クオリティやラインナップに関して差がある場合があります。
特に提供される料理はもとの単価が高いうえ、大幅なランクアップが必要な場合は予算が大きく変わりますので詳しくチェックしましょう。
見積りの条件を必ず確認する
最後に、見積もりの条件を必ず確認しましょう。
パッケージプランは、ふたりにとって不要なものが多いけれどお得に感じるような作りになっている場合もあります。
見積もりからの追加料金の可能性や、ふたりにとって必要と考えるオプションサービスのチェックや、ふたりで用意して持ち込みたいアイテムについての確認もとても重要です。
また、特定の期間限定の割引やキャンペーンが適用されることがあるため、その条件をしっかり理解することがたいせつ。
人数限定であったり、キャンセルできないものがあったり、アイテムを追加することが適用条件の場合もあるようです。
適用条件に満たない場合、割引やキャンペーンが利用できなくなることがありますので要注意。
見積もりの内容について疑問点があれば、プランナーに質問し不明点を解消しておきましょう。
結婚式場選びは大きな決断ですが、冷静な判断と充分な情報収集があれば、ふたりにぴったりの場所を失敗や後悔なく見つけることができます。
ふたりのこだわりを整理し、即決を避け、複数の式場を比較して、納得のいく選択をしてください。
このプロセスを楽しむことが、より素敵な結婚式を実現するための第一歩です。
この記事が、いまから式場探しをされる新郎新婦さまの参考になりますように。
ふたりにとっていちばんの結婚式を実現してくださいね!!
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