【入籍してからの結婚式】メリットと注意点、招待状は旧姓?新姓?のお悩み解消!
記事を読んでくださっている結婚式準備中のあなた♡
おふたりはもう入籍されましたか?
最近ではプロポーズ&結婚することを決めたふたりは早々に一緒の住まいで生活を始め、結婚式までには入籍することが多いようです。
式場決定から結婚式当日まで1年や2年の期間があることはよくあることで、実際の招待状オーダーでも招待状発送時(結婚式の3ヶ月前)には既に入籍されている新郎新婦がほとんどです。
今回は、入籍した後の結婚式について深掘り☆
ウェディングプランナーとの打ち合わせでは話に出ることが少ない、入籍後の招待状の差し出し方についても詳しく解説していきます!
入籍と結婚式とどちらが先か
最近では入籍後に結婚式を迎えることが多くなってきました。
以前は結婚式まではそれぞれの住まいで暮らし、結婚式を迎えてから入籍して新居に引っ越しすることが多かったのです。
結婚式より入籍が先になってきていることにはいくつかの理由があります。
式場予約から結婚式の日程まで1年以上あることが多い
入籍後に結婚式を迎えることが多くなった理由の一つは、結婚式場予約から結婚式当日までの準備期間が1年を有に超えるようになった ことです。
結婚式場の予約をしてから長い方で結婚式当日まで2年ほどの期間があることも増えてきました。
ここ10年ほどで、ある程度お決まりの進行があった結婚式から新郎新婦の結婚式へのこだわりが強まったことで結婚式の自由度が上がり、情報が増えて人気の式場の評判が広まり、さらに人気の日程の競争率が上がっていったことも要因です。
結婚式の日程を決めてから1年以上の期間があれば、結婚式までの期間で次に迎えるふたりにとっての記念日に入籍して一緒に住み始めてから結婚式を迎えるのは自然なこと。
そして、入籍する記念日をふたりで相談して選択することもとても重要なことです。
結婚式より先に入籍するメリット
入籍して新居に住み始めてから結婚式準備を行うことにはメリットがあります。
入籍後に結婚式を挙げるメリットは、既に一緒に住んでいるので準備状況の共有をしやすいこと です。
仕事をしながらの結婚式準備は大変です。
一緒に住み、お休みの日も朝から夜まで行動をともにできることは、結婚式準備において一番のメリットです。
結婚式より前に入籍する場合の注意点
入籍後、新居に引っ越してからの結婚式準備の方が効率よく進められます。
一方、結婚式より先に入籍する場合の注意点もあります。
結婚式前に入籍するのは非常識と思われることがある
入籍してからの結婚式にはメリットがあり自然なことですが、まわりの印象が気になることがデメリットです。
いま結婚を迎える世代は、結婚前に同棲してお互いのことを確かめてその後結婚を決めて入籍することは普通のことですが、親世代や祖父母世代は、結婚前に一緒に住むなんておかしい、と考える方もいます。
結婚式で招待したゲストに夫婦であるふたりを披露し、それから入籍することが常であるという考えもあるのです。
結婚式前に入籍するときには、お互いの家族はもちろんのこと、親族の印象も気になるところ。
「最近では当たり前のようだね」だけのことかもしれませんが、もともとは当たり前と思えない世代がいることも知っておくことが重要です。
一緒に住む前に家族に相手を紹介しておく
入籍してから結婚式を挙げる場合、同棲する前に家族に相手を紹介しておくこと が必須です。
お付き合いを始めて一緒に過ごす時間が増え、一つの住まいで生活するようになるのは自然なことです。
ただ、今後のふたりにとって、結婚後に両家の家族や親族と健全に繋がること が一番重要。
結婚するまではお互いのことを中心に考えているので気づきにくいかもしれませんが、何事も 始めが一番たいせつ なので、一緒に生活を始める前にしっかりとお互いの家族にお相手の紹介を済ませてくださいね。
入籍後の招待状の作り方のポイント
続いて、入籍してから挙げる結婚式の場合の招待状の作り方のポイントをお話ししていきます。(^ ^)
入籍してから結婚式当日までの期間がどのくらいあるかによって、招待状の差し出し方にパターンがあります。
入籍した日が結婚式の1年以上前
結婚式の1年以上前に入籍している場合の招待状の作り方。
最近は年賀状を出すことが少なくなってきていますが、年賀状や結婚報告を既に入籍後の姓で送っている方がいる場合は、入籍した姓で招待状を作ることをおすすめします。
つまり、○○○○、○○(旧姓 ○○)での招待状差し出しということです。
入籍日が1年ほど前までであれば、招待状の挨拶文に入籍報告や入籍日を入れたり、旧姓表記を入れます。
入籍日から2年ほど経過していたり、既におふたりのもとにお子様が産まれている場合は、ご友人や来賓、ご親戚にとっても周知のことなので、入籍日も旧姓も入れないご夫婦もおられます。
入籍した日が半年以内
結婚式の招待状を作る時期と入籍した日が半年以内の場合の招待状に作り方について。
入籍から半年以内の招待状準備の場合は、入籍したことを招待状に入れないのも一つの方法です。
つまり、事実は入籍していたとしても、結婚式まで旧姓で通す ということ。
年賀状などで結婚したことをお知らせをしていない場合は、1年以上経過していても旧姓で迎える結婚式も良いと思います。
判断基準は、 入籍したことを皆んなに伝えたいかどうか でしょうか。
同棲しているふたりの招待状差出人の注意点
続いて、一緒に住み始めてからの招待状についての注意点をお話しします。
入籍しているけれど結婚式は旧姓で挙げたい方や、まだ入籍していないけれど一緒に住んでいる方が招待状を発送する場合の注意点で、こちらも同じく受け取った方の印象が焦点となります。
一緒に住んでいても差し出し住所は別に!
とても細かなことですが、同棲していて入籍前のふたりの招待状差出人の表記について、気をつけてほしいこと。
それは、一緒に住んでいても招待状の差出住所は別の場所にする こと。
姓が異なるふたりが一緒に住んでいること、つまり「同棲しているけれどまだ結婚していない」ことに対して抵抗がある世代があるためです。
招待状を旧姓表示にするなら
同棲しているけれどまだ入籍していない場合は、異なる差し出し住所でそれぞれの姓での招待状を作ることをおすすめします。
入籍していても旧姓で招待状を差し出したい場合も同じ方法です。
異なる住所の差し出し住所というのは、実家からの差し出しの招待状にするということです。
その場合は、安全に招待状の返信を受け取るために重要なことがあります。
● お互いの実家が近ければふたりとも実家からの差出にする
(返信は実家もOK、新居&新郎宛に統一もOK、新婦宛の返信はなしか実家もOK)
● 新居を新郎の差し出し住所にして、新婦の差し出し封筒の住所は実家にする
● 返信先は新居&新郎宛に統一
(新婦宛の返信はなしにして実家に返信が届かないようにする)
上記を守れば、一緒に住んでいることもわからず、またゲストからの返信が迷子になることもありません。
差し出し住所は旧姓で実家住所になりますが、招待状発送前にゲストの宛先を確認しますので招待状が届かない&返送されてくることはまずありません。
旧姓での結婚式もおすすめ!
最近では結婚式前に入籍されるご夫婦がとても増えています。
結婚・入籍することはとても喜ばしく、ふたりにとってもとても嬉しいこと。
そんな中ですが、私からのささやかなおすすめを伝えさせていただきます。
旧姓とは
入籍してから結婚式を挙げる方の方が多い現状ですが、あらためて旧姓とは。
結婚するあなたの年齢はおいくつですか?
結婚を機に、新しい姓の生活が始まります。
数十年名乗ってきた姓を名乗れなくなります。
ご家族とも異なる姓になります。
新しい姓を名乗ることはとても幸せなことですが、一方、今後旧姓と過ごす期間が限られてきていることも事実です。
入籍していても結婚式は旧姓で
どなたも、結婚式後は入籍姓を名乗っていくことになります。
もし現在既に入籍していてもゲストにそうご挨拶していないのであれば…
あと少し、もう限られた期間になる旧姓を、結婚式まで使っていくことも良いことだと思います。
ご家族も、喜ばしいことととわかっていても家族が異なる姓になることは少し寂しい気持ちを感じるかもしれません。
ふたりの選んだ日に入籍はするけれど、結婚式の日ゲストに夫婦を披露するまでは旧姓で過ごす判断も、また素敵なことです。(^ ^)
今回は、ウェディングプランナーとして、また結婚した経験をもとに、入籍後の結婚式について詳しくお話ししてみました。
これから結婚式を迎えるおふたりの参考になりますと幸いです。
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