【出産後も結婚式はできる!】パパママ結婚式のメリット、子どもの席の場所や肩書きを解説!
ふたりの子どもが生まれてからの結婚式
現役ウェディングプランナーだった2012年には一年に一組二組ほどだった、お子様が産まれてからのウェディング。
授かり婚の方は出産までに急いで会場探し、準備をされることが多かったのです。
最近は出産後、落ち着いたお二人のペースで結婚式を行われることがほんとうに増えてきました。
お子様の1歳までに行われる方も、大きくなった3歳くらい、なかには小学生になってから…
結婚から出産までハイスピードに過ごされた方も多いかもしれません。
コロナ禍のため結婚式を一度は諦めたおふたりもおられたことでしょう。
子どもが居るから楽しい結婚式
妊娠してから迎える結婚式、お子様が生まれてから迎える結婚式。
子どもがいる前と比べれば「できないこと」もあるかもしれませんが(考えたけどあまり思いつきませんでした笑)
「できること」の方がたくさんあると思います。
お揃いの衣装
一緒に入場
一緒に結婚証明書に署名
一緒にファーストバイト
家族紹介
工夫次第でほとんどのことが一緒にできるように思います。
そう考えると、子どもと一緒の結婚式の方が楽しいのではないかと思えるほど。
メインテーブルやフォトスペースで一緒に過ごせた写真は宝物になると思います。
ちなみにですが…
結婚式以降プロカメラマンに家族写真を撮影(特に自然なポートレートやスナップ写真)をしていただくことはなかなか踏みきれません。笑
子どもと一緒に過ごす結婚式の気をつけたいポイントや楽しい演出などはいろんなサイトに載っているので、私からは実務的(?)な疑問となるであろうことをお話しします。
パパママ婚 子どもの席はどこ?
新郎新婦であるパパとママはメインテーブル。
ではふたりの子どもはどこに座るのが良いのか。
お子様の年齢にもよりますが、2つの場所を用意するのがオススメです。
親御様のテーブルに一緒に置いておく「ご飯を食べる」「遊ぶ」「おやすみする」席
パパ、ママの真ん中、衣装やテーブルセットによってはママの隣に置くメインテーブルの「甘える」「参加する」「安心する」席
2箇所に場所を作ってあげてください。
どちらかの席に居場所を制限するとパパママのいつもと違う雰囲気やたくさん居る知らない人に物怖じしてしまい、パニックになってしまうこともあるかもしれません。
「嬉しい!」「楽しい!」をお子様も共感できるような雰囲気作りができると良いですね。
パパママ婚 子どもの席次表の肩書き
ゲストの肩書きを記載する席次表。
ふたりの子どもの肩書きはなんと表現するのか…
悩みそうなのでお話ししておきます。(^ ^)
「新郎新婦の子」「新郎新婦長男」「新郎新婦長女」が多く、敬称「様」も取ります。
子どもが生まれてからの結婚式ってとても素晴らしく特別と思っていて、私個人的には…
「新郎新婦愛息子」「新郎新婦愛娘」も良いと思っています*
ゲストがおられる前で自分の子どものことをそんなふうに記載して良いのか…と思うかもしれませんが、「愛されている」「愛している」幸せな家族ということが伝わってくる特別な表現だと思います。
パパママ婚のデメリット…
ひとつだけデメリットと感じることが…
結婚式までの準備が大変!
これに尽き…(T . T)
結婚式の準備だけでも大変なのに、日々子育てしながら結婚式の準備となると目が回るいそがしさかと思います…
早めに計画を立てて、ご夫婦で協力し合って、周りにも甘えて準備していけると良いですね…
パパママ婚の結婚式の打ち合わせ
ウェディングプランナーだった私が、パパママ婚のときに気を付けていたこと。
準備をひとつずつのステップではなくてゴールまで見据えて何度もお話しすることでした。
結婚式のために決める内容は多岐に渡るので、私は全体的な流れはお話ししながらもひとつずつクリアする方法で打ち合わせを進めることが多かったのですが、大人都合で時間を確保できるおふたりとお子様と日々過ごしながら時間を作っていくふたりとは少し状況が違います。
次から次に準備内容が出てくるのでおふたりにとっては大変なのですが、これはここまでに、これをしたら次はこれ、を出来るだけわかりやすく、また次回、ではなくて2ステップくらい先まで伝えて目標時期の少し前から順にフォローしていくようにしていました。
そして
打ち合わせにはお子様も一緒に来ていただいていました。
パパママにとっては大変だけど、一緒に来ていただいた方が良いとお伝えしていました。
その理由は…
結婚式までにその場所、プランナーに慣れさせておく
パパママが何をしようとしているのかなんとなく伝わるように
パパママがなんだかいそがしそう、私、僕にわからない話をいつもしている。
子どもって小さくてもパパママをよく見ていて、なんだか今まで(結婚式の準備が始まるまで)と違うことも感じとるし、よくわからないことへの不安が大きくなるともっとうまくいかなくなります。
そんなことを避けるためにどなたかに預けずに打ち合わせの姿を見せて、パパママがしようとしている結婚式ってすごいんだよって伝えたいと。
そしてプランナーである私に慣れてくれれば当日も少しは役に立つ場面があるかも!と思っていました。
パパママ婚 最大のメリット!
パパママ婚の最大のメリットは、結婚式から数年後のことだと思います。
小さくて覚えていなくても、おめかししたパパママのそばに赤ちゃんの自分がいる。
そんな特別なことってなかなかありません。
お子様の自慢になると思います。
お子様が大きければなおのこと。
小学生や中学生になってからのパパママの結婚式。
特別なお洋服を着て嬉しそうなパパママの顔を見れるなんて、幸せすぎます。
結婚式をいつかしたい、できれば結婚式をしたかった、そう考えているふたりには是非、小さくてもカジュアルでも豪華じゃなくてもふたりらしい「結婚式」をして欲しいと願います。
出産後でも結婚式はできる
ナシ婚なんて言葉が昔はあって、結婚式をしない、新生活に費用をとっておきたい、同じお金を使うなら旅行に行こう、など考える方がいらっしゃるなか、ケジメだったり、思い出だったり、それぞれの気持ちがあると思いますが、いわばたった一日の大金がかかる結婚式に重きを置かれる方もいる。
私は豪華でも豪華でなくても結婚式はしたほうがいいと思っています。
困ったときや悩んだとき、相手のことがわからなくなったときにも、結婚式のその日のことは役に立つはずです。
なんだかうまくいかないな、そう思ったときには、時おり結婚式を思い出して、あの日に戻って、初心に戻って、もう一度歩幅を合わせて歩けるのではないかと思います。
挙式をしなくても、ちょっとお洒落をして、親しい方だけのお食事会やパーティーでもいいと思うのです。
タキシードじゃなくても良い。
ドレスじゃなくても良い。
ご祝儀いただかなくても良い。
幸せの報告のためだけにたいせつな人を招く。
その事実が、結婚式だと思っています♡
子どもが生まれてから迎える結婚式。
それは幸せがひとつもふたつも多い結婚式のように感じます。
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関連情報
ウェディングデザイナーが届けるオーダーメイドのペーパーアイテム | 歌の音
”ふたりのウェディングをデザインする”
をコンセプトに
結婚式・披露宴に必須な招待状や席次表
席札、メニュー表など
" あたたかさ "が伝わる
周りの皆も幸せにする
こだわりのアイテムを
オーダーメイドで作っています。
培った10年の
ウェディングプランナーの経験を活かし、
神戸を拠点に
迷える花嫁にとって頼りになる
ウェディングデザイナーとしても活動中。
結婚式のセカンドオピニオン、
トータルデザインもご提案しています。
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