【お子様ゲストへのおもてなし】母親目線を参考にしたキッズ&ママゲストにも楽しい時間を過ごしてもらう心配り
お子様を結婚披露宴に招くときの心遣いを学ぶ!
結婚式には大人だけでなくお子さまゲストも参列します。
今回は小さな子どもをゲストとして招くとき。
参列するお子さんのおかあさんに喜ばれるちょっとした配慮、おもてなしについてお話しします。
6ヶ月以下の赤ちゃんの場合
生後6ヶ月以下の赤ちゃんの場合、お母さんは授乳している、もしくはミルクを与えています。
授乳はだいたい2時間から3時間に一度。
一度の授乳に必要な時間は30分程度です。
実はそのころの赤ちゃんって、お腹が空いて泣き始めてしまう前に、授乳・ミルクを与えることも出来るのです。
ゲストとしてその場に居てほしいときに会場を出てしまうことにならないように、授乳・オムツ替えできるタイミングと可能な場所を事前に伝えてあげてください。
例えば、結婚式がはじまる1時間ほど前。
結婚式から披露宴の間。
お色直し退場してすぐ。
いずれも30分程度空き時間があるタイミングです。
おかあさんご自身で動くことが出来るようにしてあげていると良いと思います。
とはいっても、おかあさんもいざ当日になると「今かな?まだかな?」と不安になります。
会場スタッフにもそのおかあさんのことを伝えておくと◎です。
ウェディングプランナーだったとき、始めにお会いした時に授乳やオムツ替えできる場所をご案内しておいて、スタートしてからも「今なら進行を気にせず席をはずせますよ」と声をかけていました。
事前に声をかけてもらえると安心して席をはずすことができます。
配慮が必要な理由 それは起こしたくない状況がある
あらかじめタイミングを伝えておく理由…
体調がすぐれない方、車椅子で移動に時間が必要な方など、長く席をはずす可能性がある方への配慮に関しても同様ですが…
会場内で全員がその方の「戻り待ち」なんてことが起きないようにするためです。
最後に会場に入るのは目線も気になるし、注目されると気まずいものです。
かと言って、御席にいらっしゃらないことがわかっていて、その先の進行を進めることも会場側としてはできません。
私も母ですが、母目線で言うと…
あらかじめタイミングを聞けていると、心づもりと作戦を練っておくことが出来るのです♪
うまく合わせられなかった時は「進めてください!」と心から言えます。
何も知らなかったら、「今からですか?!」って言いたくなっちゃいます。笑
子どものお世話をしながらであっても、できることなら全ての時間を新郎新婦と共有したいと思います(^ ^)
そうした小さな心遣い。
コントロールできない小さい子どもの母としては、とっても助かります。
1歳以下の赤ちゃんの場合
1歳以下の子供には、形だけでも、という場合を除いて、お料理、飲み物は不要です。
食事を摂る場合も離乳食を食べていますのでおかあさんの持参したお弁当やベビーフードです。
お菓子もいりません。
ミルク用のお湯も要らない場合があります。
基本的におかあさんはその子に合ったものを全部用意して来ます。
むしろ、自身が用意したもの以外使わないという方もいます。
ゴミすら持ち帰ります。
どういうふうに過ごすつもりか、何か気になることはないか、招待状の返信をいただいたらストレートに聞いてみてください(^^)
「大丈夫だよ」と、具体的なことは返ってこないことも有ると思います。
でも、大人の会に子供を連れる不安が、その声掛けだけでそっと拭われます。
2歳からのお子さまの場合
2歳くらいのお子様からお子様料理を用意しましょう♪
一人目のお子さんだと、離乳食の進み方が遅い場合があるので、食べきれないこともあるかもしれませんね。
「食べきれないようであれば残しても大丈夫だよ」と伝えておいてもいいと思います。
お母さんとしては、会場で騒がしくなく過ごせるかどうかがとても不安です。
大人しく過ごしてもらうためにお菓子を持って参加したいと思っていることも多いので、あらかじめ会場に確認して、お母さんにも可不可を伝えてください。
お子様の席には、席札と一緒におもちゃをプレゼントしてあげるのもいいと思います♪
その場合の注意ですが…
バラバラになるもの、音が鳴るもの、お絵かきなど、他のゲストの迷惑になるようなものは要注意 です。
ちびっこはどんなものでも大喜びで遊んでくれますが、部品の多いものは落としたり失くしたり、音が鳴るものは静かな場面で鳴らしてみたり、お絵かきは他の方の洋服にインクをつけてしまったり…
お母さんは子供のあとを追いかけて回るようなことに…笑
ではどんなものがいいでしょう…?
2歳からのお子さまに用意してあげると良いもの
男の子なら飛行機や恐竜、車や電車など。
女の子ならお人形やぬいぐるみ、アクセサリーなど。
折り紙やシールもまわりへの影響が少ないのですが、シール台紙からシールをはがしたり折ってあげたり、お母さんが相手をしてあげないと出来ないことも多く、お母さんが落ち着いて居られない状況になることも…
子ども同士で交流ができると楽しく過ごしてくれることもあるので、いとこ同士など居るようなら一緒の席にしてあげると良いと思います。
お腹が満たされて遊び始めると、同じ年頃のちびっこへちょっかいを出し始めます。
一緒に遊びたくて、会場内をうろうろします。笑
あらかじめ近めの席にしてあげられるといいですね♪
会場内のスペースに余裕があれば、汚れてもいい仕様にして、キッズスペースを用意してあげるのもいいと思います!
ちょっとしたことだけど、おかあさんにとって嬉しいこと
まだまだお世話が必要なお子さんを持つおかあさんにとってちょっと嬉しいこと。
新郎新婦のメインテーブルに近い方から子供、おかあさんの並びにしてあげてください!
なぜなら…
メインテーブル側におかあさんが座っていると、子どものお世話をするために後ろ側を向いてばかり。
おとうさんとおかあさんの間に子どもを挟むことも重要ですが、子どもは「おかあさん、おかあさん」と呼び止めることが多いので、ぜひ、おかあさんを後ろ隣にしてあげてください(^^)
2歳から5歳はとってもにぎやか!
2歳から5歳のお子さまのご両親がゆっくり過ごすのはとっても難しいですが、できる限りパーティーを楽しんでいただけるように準備できるといいですね。
よりその時間に飽きやすくなるころです。
もしかしたら、ですが、お子さまが疎外感を感じてしまっている場合もあるかも。
「大人だけ楽しそうだけどよくわからない」という感じ。
もしかしたら今何が起こっているか教えてあげられたら少しは楽しめるのかな…
それはちょっと新郎新婦さまからできる配慮が少ない難しいことですね…
お料理がメイン料理、デザートとタイミングがずれて提供されるので、お料理で少しは変化があるかな…
6歳くらいから大人扱いを!
6歳くらい、小学校入学前になるとぐっと落ち着いて、大人と一緒に楽しめるようになってきます。
その頃のお子さまには、まるで大人のように♡
おもてなしするのがオススメです♪
特別な服を着て、特別な雰囲気…
子ども扱いではなくて大人顔負けなおもてなしをすると、とってもいい経験になるし、嬉しいと思います!
大人への第一歩♪
結婚式、また行きたい!と言ってもらえたら嬉しいですよねー♪
子どもにペーパーアイテムは必要?
最後に。
「子どもには席札やメニューは要りませんよね?」と聞かれることがあります。
絶対に必要かと言われるとそうではありませんが、個人的には用意した方が良いと思います!
席札があることで子どもにとっても嬉しく、親御さまにとってもちゃんと席があることが嬉しく。
メニューはお子様にはわからないかもしれませんが、親御さまがお料理の内容を確認することができます。
「これは◯◯だよ」「つぎは◯◯だって!楽しみだね!」など声をかけながら楽しめます。
早い子は3歳から4歳ごろから平仮名を読めるようになります。
小学校1年生までは平仮名での席札やメニューをご用意するのもオススメです!
大人も子どもも楽しめる結婚式を!
すべてのゲストに最高のおもてなし、それはとっても難しいことですが、努力することに価値があります!
何度も言ってしまうのですが、すべてはコミュニケーション!!
ゲストにリクエストを聞くことで、安心して参列していただくことができ、楽しい時間を過ごしていただくことができると思います。
たいせつな皆様を迎えるおふたりのあたたかい気持ち、伝わるといいですね♡
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お悩みごと、気軽にご相談ください*
Thank you.
wedding designer
なかむら なぎさ
関連情報
ウェディングデザイナーが届けるオーダーメイドのペーパーアイテム | 歌の音
”ふたりのウェディングをデザインする”
をコンセプトに
結婚式・披露宴に必須な招待状や席次表
席札、メニュー表など
" あたたかさ "が伝わる
周りの皆も幸せにする
こだわりのアイテムを
オーダーメイドで作っています。
培った10年の
ウェディングプランナーの経験を活かし、
神戸を拠点に
迷える花嫁にとって頼りになる
ウェディングデザイナーとしても活動中。
結婚式のセカンドオピニオン、
トータルデザインもご提案しています。
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