歌の音  wedding design ウェディングプランナーがデザインするペーパーアイテム。”ふたりのウェディングをデザインする”がコンセプト。10年のプランナー経験を活かし、結婚式の招待状や席次表、席札などをオーダーメイドで制作しています。結婚式への"こだわり"と"心の温度"をたっぷり詰め込んだ、周りの皆も幸せ感じるあたたかいデザインをご提案します。

打ち合わせが始まる前にやっておく超重要事項!【コンセプトメイキング】

 

結婚式準備、何から始めたらよいのか悩んでいるあなたへ*

 

 

今回は、結婚式準備で一番初めにするべき【コンセプトメイキング】について解説します。

 

 

最近では、結婚式場で契約してから結婚式当日まで1年から2年の期間があることは珍しくありません。

 

 

早め早めに結婚式に向けて動き出し、式場を調べ見学に行き、運命の式場を選んだものの…

 

 

一番初めに出会うハードルが、打ち合わせ開始時期までに期間がありすぎる こと。

 

 

結婚式の打ち合わせ開始時期は早くて結婚式の5ヶ月前、本格的な内容を決めていけるのは4ヶ月目以降の打ち合わせです。

 

 

打ち合わせスタートまでに余裕があってよかった!じっくり準備しておこう!と思うかもしれませんが、実は、打ち合わせ開始までにできること、やるべきことが少なすぎて、ただただ気持ちだけが焦り、空回りしがちなのが実情です。

 

 

結婚式の打ち合わせが始まるまでにできる準備、例えばドレスショップの予約や試着、前撮りやロケーションフォト、ゲストのリストアップなどの肉付けガ例に挙がりますが、それよりも重要なのが 骨組み

 

 

まず初めに、ふたりの結婚式、しいてはふたりの結婚生活の骨組みをつくりましょう!

 

 

それが【コンセプトメイキング】

 

 

最も重要な、結婚準備のファーストステップです。

 

 

 

コンセプトメイキングとは

 

 

では早速、コンセプトメイキングとはどういうことかという点から説明していきましょう*

 

 

 

コンセプトと似た意味のテーマ

 

 

コンセプトと似た「テーマ」というワードもあります。

 

 

テーマは、全体的なイメージ。

 

 

結婚式に於いてのテーマは、例えば「森」「山」「海」「都会」「田舎」など。

 

 

海外の結婚式では、まずふたりで結婚式のイメージを練り、それからウェディングプランナーを選び好みの会場と結びつけてもらいますが、日本の結婚式では、細かな結婚式のイメージを練る前に、すでに結婚式場を選んでいることがほとんど。

 

 

「なんとなく好み」であったり、条件が良かったり、立地がよかったり、そういった理由で先に結婚式場を決めてから、ウェディングプランナーとの打ち合わせで結婚式のイメージを形作っていきます。

 

 

つまり、おおよそのご夫婦の結婚式の「テーマ」は、式場を選ぶときには自然に決まっているということになります。

 

 

 

コンセプトは骨組み

 

 

おおよそ決まっている「テーマ」のもと、結婚式の骨組みを決めるのが【コンセプト】です。

 

 

例えば、「森」テーマの結婚式場での結婚式のコンセプトでは、「かしこまらないラフな雰囲気」「ハーブやフルーツの自然な香りを感じたい」「鳥の声や風に揺られる葉っぱの音が耳に心地よい」など。

 

 

「森」がテーマになった結婚式場で、どんなコンセプトの結婚式をしたいか。という考え方です。

 

 

コンセプトの骨組みができたところで、「フラワーコーディネートはグリーンいっぱいのもさもさした感じ」「ドレスコードはライトなイエロー」「ウェルカムドリンクはフルーツとハーブを使ったドリンクを」「外で過ごす時間にはやわらかい音の生演奏を」など、肉付けができるのです。

 

 

SNSでたくさんのアイデアに出会える昨今、多くのご夫婦が、「すでに肉付けされたアイデア収集」から始まってしまうので、あれもこれもよく見え、あれもこれも叶えたくなり、予算オーバーし、どう計画したらよいのかわからなくなり、混乱します。

 

 

 

 

コンセプトメイキングをするメリット

 

 

中には上手にたくさんの情報からふたりに合ったものを精査できるご夫婦もおられますが、結婚式はどなたにとっても初めてのこと。

 

 

ぽんぽんと自信を持って確定させるのは至難の業です。

 

 

コンセプトメイキングを肉付けアイデア集めの前にしてほしい理由がいくつかあります。

 

 

 

コンセプトがあると、情報過多でも迷いにくい

 

 

テーマから紐づけたコンセプトを持っていると、出会うアイデアがふたりの結婚式に合っているかどうかを冷静に判断することができます。

 

 

テーマとコンセプトに合わないけれど諦めがたいアイデアも、ふたりのコンセプトに合わせるにはどのように変えたらよいかを考えを巡らせることもできるでしょう。

 

 

SNSで出会った素敵な演出や装飾などのアイデアをそのまま真似しても、ふたりらしさにぴったりかは疑問であり、もっとよい案があったのでは、という後悔をも残すことがあります。

 

 

結婚式のコンセプトをしっかりと持っていると、たくさんの情報やアイデアに気持ちを振りまわされず、ふたりにとって一番よい選択ができるのです。

 

 

 

 

コンセプトがあると、予算を調整しやすい

 

 

結婚式には、いろんなアイテム選択があります。

 

 

衣装や装花、写真やビデオ撮影、プロフィールムービーやエンドロールなど、どれも単価が高いものばかり。

 

 

あれもこれも選ぶと予算がどんどん増えていきます。

 

 

そこでも冷静さを与えてくれるのが、コンセプト。

 

 

コンセプトは「私たちにとって本当に必要か」に立ち返らせてくれるものでもあります。

 

 

結婚式は、選ぶアイテムが増えれば増えるほど、当然見積もりも上がります。

 

 

納得し必要と選んだものは良いですが、「あった方が良いよね」「みんなしてるから」と選んだものは本当に必要なものなのか、再考すべきです。

 

 

 

 

コンセプトメイキングをするタイミング

 

 

コンセプトメイキングはそれなりに時間が必要です。

 

 

ふたりでゲストのリストアップをしながら、じっくりとお互いの好みについて話し合う時間を作るのが良いでしょう。

 

 

では、そのコンセプトをつくるタイミングはいつが良いのでしょうか。

 

 

 

式場が決まってからでも大丈夫

 

 

やはり、理想は式場を決める前にテーマとコンセプトとの両方を話し合っておくこと。

 

 

しかし、現状はテーマやコンセプトメイキングの前に結婚式場探しからスタートするご夫婦がほとんどですので、おすすめしたいのは、打ち合わせ待ちのタイミング。

 

 

打ち合わせ開始までの期間が1年から半年あっても、何をしていれば良いのか、結局何もすることがないまま待っているだけ、になることがほとんどです。

 

 

余裕があるその打ち合わせ待ちの期間に、コンセプトメイキングをしておけると良いですね!

 

 

事前にコンセプトを決めておくと、衣装選びにも、前撮りやロケーションフォトにも役立ちます。

 

 

 

 

打ち合わせスタートしていても間に合う!

 

 

打ち合わせがスタートしている段階でこの記事に出会った方も、ぜひ今からでもコンセプトメイキング始めましょう!!

 

 

コンセプトを練ったら、今選んでいるアイテムの写真やイメージを並べてぴったりかどうかを精査していくと、もしなんとなく選んでしまい結果無駄になりそうなアイテムがあれば、浮かび上がってくるかもしれません。

 

 

もっと肉付けした方がよいところ、いらないところ、より魅力的に実現できるポイントが見つかることもあるでしょう。(^ ^)

 

 

 

 

結婚式に超重要なコンセプトメイキング

 

 

コンセプトメイキングができている新郎新婦は最強!

 

 

イメージの擦り合わせは、対式場、対ウェディングプランナーだけでなく、新郎新婦お互いにとってとてもたいせつなことです。

 

 

それぞれの希望をきちんと理解することで、こだわり方、予算のかけ方もコントロールすることができます。

 

 

例えば…

 

 

無理して料理のランク全体を上げるより、ウェルカムフードやデザートブッフェなどの体験型の料理と差し替えた方が、楽しいのではないか。

 

 

ウェルカムドリンクの種類や演出に重きを置いて、披露宴中のドリンクはライトなプランで。

 

 

落ち着いた雰囲気の披露宴にしたいから、ゲストを動かすデザートブッフェは無しで、料理全体のランクを上げた方が良い。

 

 

ゲストの手元にプロフィールブックがあるから、プロフィールムービーは必要ない。

 

 

思い出映像をみんなで見たいから、プロフィールブックは必要ない。

 

 

新郎新婦によって考え方はみんな違いますが、全てが足し算と引き算で成り立ちます。

 

 

たくさん予算をかけて、たくさんのアイテムを演出を選べば良い結婚式になるわけではありませんよね。

 

 

ゲストが心が込められたおもてなしを感じる点は、高価な料理や豪華な見た目ではありません。

 

 

ゲストが充実感、結婚式に列席して良かった、と感じるポイントは、世界観が整った空間づくりと感謝の気持ちが伝わるコミュニケーションです。

 

 

贅沢な料理を体験し立派な引出物を持って帰っても、満足に新郎新婦に関われなかった結婚式では良い結婚式だったと心にのこることはないでしょう。

 

 

ふたりの衣装など身の回りのものだけが豪華になりゲスト宛のアイテムを質素にはしないことは大前提に、結婚式に特別にお金をかけられなくても、バランスよくアイテムを選択して、心を込めて「ともに過ごす」時間を意識すれば、ゲストはきっと、「ふたりの結婚式に来て良かった、これからもよろしく」という気持ちを心にのこしてくれるはずです。

 

 

この記事を読んでくださったどなたもが、ちょうど良い結婚式、ぴったりな結婚式が実現できますように。(^ ^)

 

 

コンセプトメイキングサービス もご予約承っています。

 

 

もしご興味がありましたら、お問い合わせください。

 

 

 

 

 

Thank you.
 
wedding designer | nacco

 

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